ランエボ譲りの動作に感心。三菱の味を突き詰めたSUVエクリプスクロス
掲載 更新 carview! 文:佐野 弘宗/写真:菊池 貴之
掲載 更新 carview! 文:佐野 弘宗/写真:菊池 貴之
エクリプスクロスは三菱にとっては、ひさしぶりの新型車である。海外では2015年に新型パジェロスポーツが発売されているが、国内向けとなると13年から14年にかけてデビューしたeKワゴンとeKスペースにまでさかのぼる。ただ、細かいことをいうと、これらの軽自動車は日産との合弁事業。三菱単独の国内向け新型車という意味では、12年秋の2代目アウトランダー以来、約5年半ぶりということになる。
ご承知のように、エクリプスクロスは三菱周辺が騒がしい時期に開発された。開発スタート時点ではさすがにリコール問題は終息していたが、15年には新型車(おそらく次期RVR)の社内的なトラブルによる開発延期が発覚し、翌16年に例の燃費データ不正問題が起こった。結局のところ、その燃費データ不正問題を直接的なキッカケに、三菱は事実上のルノー日産の傘下に入るが、その1年後には今度は日産が、最終組み立て工場で長年にわたって完成車検査(の一部)を無資格者実施していたことが明るみに出た。
そんな三菱ひさびさの新型車は、世でいう“コンパクトSUV”に属する。日本でコンパクトSUVというと、もうひとまわり小さいBセグメントベースの日産 ジュークやマツダ CX-3、ホンダ ヴェゼルあたりが想起されがちだが、エクリプスクロスの車格はそれよりも上級。Cセグメントの骨格設計を土台としつつ、前後オーバーハングを切り詰めて、軽快でパーソナル、かつスポーティな存在感を売りにするタイプである。
エクリプスクロスに似た成り立ちとサイズ感をもつSUVをあげると、国産車ではトヨタ C-HR、輸入車だとジープ コンパスにジャガー Eペイス、ボルボ XC40などがある。つまり、最近デビューしたばかりの最新鋭車がズラリと揃う。エクリプスクロスとは、まさしく今が旬の世界的ブームの市場に挑む世界戦略商品というわけだ。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
Jujuが人気ドライバー部門首位「暖かい声援が何よりも活力に」。2024年のSFgoアワードはTGMが“2冠”
ラリーカーが空を飛ぶ! WRCラリージャパン堂々幕開け。Rally1ではM-スポーツ・フォードのフルモーSSS1最速。勝田貴元3番手
60系『プリウス』のメーター手前を小物置きに、カーメイトが専用トレー発売
新車採用が「義務化」! でも後退時「バックモニター」だけで動くのは「危険すぎ」!? “カメラ”に映らない「死角」がヤバかった
レクサス新型「本格ラグジュアリーSUV」発表! “450馬力”超えの「3列シート」採用モデル登場! 超パワフルな「高性能ハイブリッド」初搭載した“新型LX”加国発売!
“ツーリングもサーキットも楽しめる”スーパースポーツバイク! ヤマハ「YZF-R7 ABS」の2025年モデルは鮮烈なブルーとグレーが魅力です
いすゞ、新開発の2.2Lディーゼルエンジンを『D-MAX』と『MU-X』に搭載
トヨタWRCラトバラ代表、母国戦の勝田貴元に望むのは“表彰台”獲得。今季は1戦欠場の判断も「彼が本当に速いのは分かっている」
新型「“真っ黒”クロスオーバーSUV」発表! 初の「精悍ブラック仕様」&特別な“豪華内装”採用! 専用装備マシマシな「Cクラス オールテレイン」登場!
最新EVと環境への挑戦を体感! 第30回日本EVフェスティバル 11月23日
インフィニティ、フルサイズSUV『QX80』新型の購入者に新サービス…専任コーディネーターが対応
ホンダ「2列×6人乗り」小型ミニバンが凄い! まさかの「前席に3人並ぶ」斬新シート採用! 全長4.3mで「最高にちょうどいい」サイズの“エディックス”とは!
【クセ強だけど懐かしい】光岡、55周年記念車「M55ゼロ・エディション」発売。100台限定…ベースはあの車
「売れる車がない」なんて言わせない! 北米日産の大型SUV「アルマダ PRO-4X」が魅力的…価格も発表
新型「ティグアン」正式発売で注目集まる豪華装備とお値打ち度。世代遅れの兄弟「Q3」よりお買い得
メルセデスAMG「A45」に“最後の限定車”登場。2.0Lターボは421馬力も…価格は1000万円超え!!
ホンダの高級ブランドが新型SUV「ADX」を発表。クセ強め“アメリカン顔”の衝撃や背景とは?
北米レクサスが販売する3列SUV「TX」は何モノ!? “LBX顔”で実質650万円~…25年モデルに進化
【アルファード/ヴェルファイアはイヤ!】そんな人の選択肢になるかもしれない高級ミニバン「Vクラス」はどんなクルマなのか?
新たな仲間募集、JAFの給水素+給電カー、新型GR86の方向性…S耐最終戦で見えたトヨタと水素の現在地
【SUVだらけでお腹いっぱい】世間に流されず自分らしい車を探し出すための、愛車の「因数分解術」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!