【悲報】ダイハツの苦難は続く。新型ムーヴとトールは延期、期待の軽HVは開発中止、朗報は?
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 61
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2024年7月17日、ダイハツは「ロッキー」/「ライズ」のハイブリッド車の生産を再開しました。
これにより、2023年5月に発覚した一連の不正事件の影響で生産停止となっていたすべてのモデルの生産が再開されたことになります。
しかしその一方で、あるダイハツ関係者は「新型車の投入スケジュールの大幅な見直しが決定したため、むこう数年にわたってその影響が出ることは避けられない」と話すなど、ダイハツの苦難はまだまだ続きそうです。
不正が発覚する以前のダイハツのラインナップを見ると、乗用車のロッキーと「トール」、軽自動車の「タント」、「タントファンクロス」、「ムーヴ」、「ムーヴキャンバス」、「タフト」、「ミライース」、「コペン」、そして商用車と、日常の足を支える多種多様なモデルが並んでいました。
そのうち、ムーヴとトールは2023年内のフルモデルチェンジが計画されており、予定どおり投入されれば一定の人気を得ることが確実視されていました。
ただ、ムーヴは次期型の投入を待たずして2023年7月に販売終了となっており、2024年4月に生産が再開されたトールの現行モデルも、かつてのような勢いは見られません。
さらに、これまで主力となっていたタントも「ホンダ N-BOX」や「スズキ スペーシア」に押されているうえ、ロッキー/ライズにも「ホンダ WR-V」や「スズキ フロンクス」といった新たなライバルが登場しており、かつてのような状況ではありません。
一刻も早い新型車の投入が待たれるなか、ダイハツの新型車投入スケジュールは現在どのようになっているのでしょうか?
(次のページに続く)
>>ダイハツ謹慎終了の合図は新型「ムーヴ」。禁断のスライドドアでN-BOXやワゴンRをぶん殴る
>>「新体制」発表したダイハツだが組織改革は限定的。不正体質の一掃に不安を感じる理由とは?
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