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ホットハッチに巨星誕生 ルノースポールの実力!

ホットハッチ界に巨星誕生

ハイブリッドが世を席巻し、EVまでもが見え始めた現代はまさに環境の時代だ。

しかし、ふと気が付けば我々の周りに今、ホットハッチが溢れるほどラインナップされていたりする。最近はすっかり頭が環境車の方へ言ってしまいがちだが、改めて名前を挙げてみるとその数に驚く。

ゴルフGTI、アウディ S3スポーツバック、アバルト 500、アバルト グランデプント、ミニ クーパーS、プジョー 308GTi、スズキ スイフトスポーツ、ヴィッツ RS、マーチ 12SR、マツダスピード アクセラ、インプレッサ WRX STIスペックC、そして最近登場したばかりのオーリス RSにシビックタイプ Rユーロと、これほどあるのか! と。もしやこんな時代だから逆に…東京モーターショーでも意外やスポーツカーに人が集まっていたことを併せて考えれば、実はなんだかんだでスポーツモデルの人気は不変なのかもしれない。

それはさておき、そんなホットハッチ界にまたもや激震が起こってしまった。気が付けばルノーが、トゥインゴとルーテシアのルノー スポールを同時に送り出したのだ。

しかもこの2台のうちの1台に、僕・河口まなぶは相当に感動を覚えた。言うならば、この世界にまた巨星誕生、そんな感覚だ。

トゥインゴとルーテシアに設定されたRSはともにベースモデルに対して排気量の大きなエンジンを搭載し高性能化した、典型的なホットハッチ。面白いのはトゥインゴの場合、ベースが1.2リッター直4ターボなのだがこれを性能アップはせず、1.6リッターの直4NAを搭載すること。一方ルーテシアは2.0リッターの直4NAを搭載する。最近は環境を考慮してダウンサイジングを図りターボ武装するのがホットハッチ界でもトレンドだが、ルノーはあえてNAを選択してきた。しかもトゥインゴにしてもルーテシアにしても、今時珍しい高回転型のNAユニットを使っているのだからユニーク。

さて、僕はその走りの何に感動したのか?

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