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ホットハッチに巨星誕生 ルノースポールの実力!

忘れかけていたヤンチャさを思い起こさせる

まずはトゥインゴのルノースポール。トゥインゴには既にGTと呼ばれる1.2リッター直4ターボ(100ps/14.8kgm)のスポーツモデルがあるが、対するルノースポールの場合は1.6リッターの直4NAを搭載し133ps/16.3kgmを発生。これに5速MTを組み合わせる。車重はGTより80kg重くなるが、それでも1120kgだから軽量の部類。それにシャシーではサーキット仕様のチューニングであるシャシーCUPが与えられる。車高が10mm低くなるサスペンションは当然専用チューニングであり、ブレーキはフロントキャリパーがラグナ用、リアキャリパーおよび前後ディスクはメガーヌ用が奢られる他、足元はGTの15インチから17インチに変更されている。

こうした変更から想像がつくように、トゥインゴ ルノースポールの走りはまさに小粒ながらピリリと辛い。クローズドコースでも試したが、小型軽量を活かしたキビキビしたハンドリングと適度なパワーを使い切れるエンジンのバランスは最高で、すぐに我を忘れるほどの走りを見せる。一方公道では乗り心地にこそ硬さを感じるものの、やはりキビキビ感と気持よい吹け上がりのエンジンによって、街角すらコーナーに見立てられる走りが生まれている。それに何より扱いやすいし、元気がよいから乗ること自体がストレス発散になる。そしてそれはなんだか忘れかけていたヤンチャさを思い起こさせる。やっぱり淡々と走るより、例えスーパーに買い物にいく時だって張り切らなきゃ世の中面白くならないよな、といつしか自分を鼓舞したり。そんな活力みたいなものを存分に与えてくれる1台だったのだ。

しかし、僕も既に39歳の親爺であって、元気の良さだけでなく「ほう」と思わせる深い味わいものが欲しいのも事実。そんな親爺をイチコロにしたのが、もう1台のルノースポールであるルーテシアの方だった。

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