ハイブリッド車のシェア拡大&ボルボV40好調
掲載 更新 carview!
掲載 更新 carview!
今回は、日本自動車販売協会連合会(自販連)、全国軽自動車協会連合会(全軽自協)、日本自動車輸入組合(JAIA)が発表した10月の販売データからマーケット概況をチェックしていこう。まず輸入車、軽自動車を含め、国内で販売された乗用車総数は35万4497台、前年同月比は118.4%(貨物車、バスを含む新車総販売台数は42万1670台、前年同月比117.3%)と2カ月連続で前年を上回り、前月同様、18.4%増と2ケタの伸びとなった。
上げ幅が大きいのは、昨年は9月のエコカー補助金終了に伴い、乗用車市場全体で9月3.7%減、10月6.7%減と減少傾向に陥ったためだが、実績自体も10月単月としてはここ10年では最高の販売台数を記録。「ホンダ フィット」をはじめ、ニューモデルが出足好調で、今後も注目車種が続々デビューするだけに、この回復傾向はしばらく続くはずだ。
輸入車を除く日本メーカー製乗用車(軽乗用車、タイ生産の日産マーチ、日産ラティオ、三菱ミラージュ含む)は33万4366台で、前年同月比118.0%(軽乗用車を除く3/5ナンバー乗用車のみでは21万2791台、同117.8%)。日本メーカーブランドごとの合計では、三菱を除き前年を上回り、特にホンダは前年同月比51.7%増と絶好調だ。
軽乗用車を含む月間ランキングは、「ホンダ フィット」が2万3281台、前年同月比149.8%増で29カ月ぶりにトップを奪取。以下、2位「トヨタ プリウス(α含む)」2万886台、同15.3%増、3位「トヨタ アクア」1万9984台、同17.4%減、4位「ホンダ N BOX(+含む)」1万7600台、同3.3%減、5位「スズキ スペーシア」1万4366台(13年3月発売)、6位「ダイハツ ミラ(ココア、イース含む)」1万3495台、同2.5%減、7位「トヨタ カローラ(アクシオ、フィールダー、ランクスの合計)」1万2632台、同111.5%増、8位「ダイハツ ムーヴ(コンテ含む)」1万2585台、同70.0%増、9位「スズキ ワゴンR」1万1746台、同26.3%減、10位日産デイズ1万1686台(13年6月発売)と続き、ホンダが乗用車トップと軽トップの2冠を制した。
軽乗用車は全体では12万1575台で、前年同月比118.2%と4カ月連続のプラス(貨物車を含む全体では15万4053台、同117.4%)。10月単月としては過去最高で、記録達成は4カ月連続。11、12月が前年並みに推移すれば、年間203万台超となり、年間記録更新も確実だ。
輸入乗用車は海外メーカー製のみでは1万9873台、前年同月比128.6%(日本メーカー製を含む輸入乗用車全体は2万2960台、同103.9%)で、18カ月連続で前年を上回った。海外メーカー製ブランド別乗用車ランキングではVW(フォルクスワーゲン)が4671台、前年同月比15.0%増でトップを奪還。2位は前月トップだったメルセデス・ベンツで3922台、同66.3%増。以下、3位BMW(ミニを除く)3447台/同29.5%増、、4位アウディ1717台/1.9%増、5位ミニ1370台/同40.1%増で、ベスト10圏内のブランドはすべて前年超と好調な売れ行きとなっている。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
約334万円! SUV仕様の日産「セレナ」がスゴイ! オシャグレー&ゴツゴツ塗装採用で「カッコイイ」の声! 車高も高めた「ブラット セレナ カスタムカー」が話題に
ハスクバーナ「スヴァルトピレン401」はフルモデルチェンジで抜群の扱いやすさを獲得 兄弟モデルとの違いは?
フェラーリが2025年型F1マシンの名称を発表。ハミルトンとルクレールによるシェイクダウンは2月19日
ポルシェ・ペンスキー、WEC開幕2戦では3名体制を採用へ。ル・マンに向けた「最高の準備」
【概要、本質、期待!自動車ニュースを読む】アウディ ジャパン2025年戦略に見る現状と近未来
トヨタ、障がい者向け移動支援ナビアプリの実証実験開始…フランスのパートナーと協力
【ジムニーノマド詳細解説】将来的に48Vマイルドハイブリッドは後から追加される?
スズキ「カプチーノ」が映画『カーズ』の主人公に!?「カーズチーノ・マックィーン」のアニメのような表情はどうやって再現した?
追い越し車線に居座り続けるのは違反! だったら長い渋滞時に「追い越し車線」にいたら違反になる?
ノリスやラッセルがコース内外で立ち向かったことで、フェルスタッペンの“優位性”は崩れつつあると元F1ドライバーが指摘
[15秒でニュース]ボルボ『EX30クロスカントリー』スクープ…電動SUVタフネス仕様はデュアルモーターAWDか
レッドブルの新車RB21のデビュー日が決定。F1公式テスト前のフィルミングデーでシェイクダウン実施へ
インプレッサのベースグレードが値上げ? と思ったら…驚きのコスパ仕様だった。特別仕様車もヤバい
【ベンツかと思った】あれもこれも「ジムニー」。“最強の素材”こと東京AS25のジムニー軍団特集
【永遠の論争】「初デートで軽自動車」はアリかナシか。女性たちに本音を聞いたら…究極の結論だった
【なにがなんでも輸入車派!】が選ぶべき今ドキ“300万円未満”で雰囲気も〇な「大穴モデル」3+1台
現行R35型GT-Rが生産終了する「なるほど」な理由。“R36型”はあるのかないのか? も知りたい!
【爆騰か暴落か!】トランプ就任直後の“脱EV宣言”でも持ちこたえる「テスラ株」はガチホでOK?
【無難だが失敗しない】クルマに“知識も興味もナシ”な人こそ選ぶべき“鉄板”国産SUV・5選
【ついに5ドア発表】「ジムニー ノマド」はAT車が275万円。もう“予約可能”で納期はどうなる?
【あなたはどっち?】運転中に助手席で爆睡は「アリ」か「ナシ」か。ネット民の回答と、たった1つの大切なこと