発売から1年ちょっと経過したフィットに乗りライバルとの売れ方の違いを考えてみた
掲載 carview! 文:塩見 智/写真:篠原 晃一 266
掲載 carview! 文:塩見 智/写真:篠原 晃一 266
ホンダ「フィット」、トヨタ「ヤリス」、日産「ノート」。それぞれ日本を代表するメーカーの看板コンパクトカーだ(真に日本を代表するコンパクトカーは軽自動車だが)。そのうちのフィットに試乗する機会を得た。登場直後から何度となく試乗しているが、その度によくできた、不満のない、完成度の高いコンパクトカーだと感じる。
一番気に入っているのは、水平のダッシュボードと細いAピラーが織りなすフロントウインドウ越しの良好な視界だ。運転席からワイパーを見せない工夫もされていて見晴らしがよい。運動性能、燃費、ユーテリティーといった基本性能も高い次元でパッケージされている。もっと売れていてもよいと思うが、ライバルのヤリス、ノートの後塵を拝している。なぜだろう? そのことを考えながら試乗した。
大雑把に言うと、ここ数カ月の平均月販台数は、フィットが7000台、ヤリスが2万5000台、ノートが9000台といったところ。ヤリスの数字には「ヤリスクロス」と「GRヤリス」の台数も含まれている。フィットやノートと直接競合するハッチバックのヤリスはこのうちの6割程度、月平均1万台強と思われる。それでも3車種中最も売れている。
今回試乗したのはハイブリッドの「HOME(ホーム)」。ボディカラーはプレミアムサンライトホワイト・パールで、インテリアカラーはグレー。227万1500円。
彼らが「e:HEV(イーエイチイーブイ)」と呼ぶホンダのハイブリッドシステムは、先代が採用していた1モーター式とは異なる2モーター式。駆動用モーターの出力が上がり、必要にして十分な力強さを発揮するだけでなく、モーターのみで走行する時間と速度域が拡大したため、静かで加減速がスムーズだ。巡航時にはエンジンが直接駆動するが、負荷が変動する街乗りではモーターが駆動を担い、エンジンは必要に応じて発電のために動く。
その分、エンジンがかかった時の音と振動はそれなりに気になる。それらは非ハイブリッドならば常時発生しているもので、非ハイブリッドだと当たり前のものとして気にならないのだが、ハイブリッドだと普段静かで突然時々その音と振動が発生するのでやや気になる。ハイブリッドのコンパクトカーの宿命であり、ヤリスでもノートでもそれは避けられない。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
即納って不人気車なの!? なんでそんなに待たなきゃならん!? [納期]にまつわる素朴なギモン
いまさら人には聞けない「ベンチレーテッドディスク」と「ディスク」の違いとは? ブレーキローターの構造と利点についてわかりやすく解説します
ラリージャパン2024開幕直前。豊田スタジアムやサービスパークの雰囲気をお届け/WRC写真日記
メルセデス・ベンツの『GLE』系と『GLS』にオンライン先行受注にて“Edition Black Stars”を設定
ラリージャパン2024“前夜祭”が豊田市駅前で開催。勝田貴元らが参加のサイン会とパレードランが大盛況
フランス人スター選手と一緒の気分? 歴代最強プジョー 508「PSE」 505 GTiと乗り比べ
セカオワが「愛車売ります!」CDジャケットにも使用した印象的なクルマ
トヨタWRCラトバラ代表、母国戦の勝田貴元に望むのは“表彰台”獲得。今季は1戦欠場の判断も「彼が本当に速いのは分かっている」
メルセデスAMGが待望のWEC&ル・マン参入! アイアン・リンクスと提携、2025年LMGT3に2台をエントリーへ
TCD、モータースポーツ事業を承継する新会社『TGR-D』を2024年12月に設立へ
ウイリアムズとアメリカの電池メーカー『デュラセル』がパートナーシップを複数年延長
“650馬力”の爆速「コンパクトカー」がスゴイ! 全長4.2mボディに「W12ツインターボ」搭載! ド派手“ワイドボディ”がカッコいい史上最強の「ゴルフ」とは?
【クセ強だけど懐かしい】光岡、55周年記念車「M55ゼロ・エディション」発売。100台限定…ベースはあの車
「売れる車がない」なんて言わせない! 北米日産の大型SUV「アルマダ PRO-4X」が魅力的…価格も発表
新型「ティグアン」正式発売で注目集まる豪華装備とお値打ち度。世代遅れの兄弟「Q3」よりお買い得
メルセデスAMG「A45」に“最後の限定車”登場。2.0Lターボは421馬力も…価格は1000万円超え!!
ホンダの高級ブランドが新型SUV「ADX」を発表。クセ強め“アメリカン顔”の衝撃や背景とは?
北米レクサスが販売する3列SUV「TX」は何モノ!? “LBX顔”で実質650万円~…25年モデルに進化
【アルファード/ヴェルファイアはイヤ!】そんな人の選択肢になるかもしれない高級ミニバン「Vクラス」はどんなクルマなのか?
新たな仲間募集、JAFの給水素+給電カー、新型GR86の方向性…S耐最終戦で見えたトヨタと水素の現在地
【SUVだらけでお腹いっぱい】世間に流されず自分らしい車を探し出すための、愛車の「因数分解術」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!