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フォレスター&XV、アテンザなどが絶好調!

クロカン・SUV部門以外は前月からトップ3に変動なし

11月のボディタイプ別売れ筋モデルをチェック

 今回は11月の日本メーカー製乗用車の国内販売データから、ハッチバック、セダン、ステーションワゴン、ミニバン・1BOX、クロカン・SUV、クーペ・オープン、軽乗用車という7つのボディタイプ別に売れ筋モデルをチェックしていこう(販売台数は日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会の発表値をベースに、トヨタ カローラのように同じ車名でもボディタイプが複数あるクルマはメーカー調べのデータで集計)。

 日本メーカー製乗用車(軽乗用車、海外生産の輸入車含む)全体では30万4751台、前年同月比は99.7%とわずかに前年を下回り、3カ月連続でマイナスとなった。もちろんこれはエコカー補助金終了の影響だが、下げ幅は9月4%減、10月7.3%減、11月0.3%減と小幅にとどまっており、補助金終了が秒読み段階となった夏以降、「トヨタ ポルテ/スペイド」を皮切りに、「日産 ノート」、「スズキ ワゴンR」、「日産 ラティオ」、「スバル インプレッサXV」、「三菱 アウトランダー」、「ホンダ N-ONE」、「スバル フォレスター」、「マツダ アテンザ」など、各メーカーの積極的なニューモデル投入が功を奏したといえそうだ。

 ボディタイプ別にみると、ニューモデルの数が多く、よく売れているハッチバック部門、クロカン・SUV部門、クーペ・オープン部門、軽乗用車部門はしっかり前年を上回っているが、セダン、ステーションワゴン部門は14.1%減、17.6%減といま一歩、ミニバン・1BOX部門は29.8%の大幅減と苦戦が続いている。ここしばらくミニバン系のモデルチェンジや新型車種登場の噂がないだけに、前年割れが続くかもしれない。

 ただセダン部門はアテンザが好スタートを切り、12月には「日産 シルフィ」、「トヨタ クラウン」がモデルチェンジしただけに今後は期待大。いわゆる“新車効果”が追い風となり、市場全体が盛り上がることを期待したい。それでは11月の各ボディタイプ別売れ筋ベスト5を紹介していこう。

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