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次期シルビアやセンチュリーSUVも! 秋のモビリティショーで出そうな新型集

今秋開催! “東京MS”は名前もコンセプトも変わったが…

東京モーターショー改め「ジャパン・モビリティ・ショー2023」【2023年10月26日(木)~11月5日(日)】の開催が、あと3か月少々に迫ってきた。今回からクルマのお披露目会ではなく、次世代モビリティの総合ショーへとコンセプトを大幅に変えて催される同イベントだが、クルマ好きの視点で注目すべきは、やはりニューモデルのワールドプレミア。そこで今回は、ジャパン・モビリティ・ショー2023で発表や出展が期待できるモデルを予想も交えて紹介したい。

トヨタは「クラウンセダン/スポーツ」や「センチュリーSUV」を出展か

まず、バッテリー電気自動車(BEV)の大幅な拡充を発表したトヨタからは、4月に発表されたとおり、次世代BEVのコンセプトモデルが公開される。そのプラットフォームは現行の「bZ4X」が採用する「e-TNGA」ではなく、さらに進化した次世代BEV専用バージョンとなるはずで、“生粋のクルマ屋”を自認するトヨタがどんなBEVを作ってくるのか世界の注目が集まる。

また、近く販売予定のモデルとしては新型「クラウンセダン」や「クラウンスポーツ」も出展される可能性が高そうだ。特に前者については、シリーズ唯一のFRレイアウトを採用することが明らかにされており、詳しいスペックの公開が期待される。さらに、「アルファード/ヴェルファイア」の発表会でデザイン部門幹部から示唆があった「センチュリーSUV」についても実車公開があるかもしれない!

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日産からは次期「シルビア」ないしは新型EVスポーツが登場しそう

日産からは本年実車コンセプトが公開された2シーターオープンBEV「マックスアウト」の進化版、ないしはスポーツタイプのEVが登場する可能性がある。実は、日産は電動クロスオーバーコンセプト「チルアウト」の市販化を表明しており、これとは別に自社BEVのスポーツ性能をアピールするコンセプトカーをお披露目する可能性がある。その場合、車格からして新型「シルビア」を名乗って登場する可能性も否定できないだろう。

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より身近なモデルとしては、軽自動車として初めて「e-POWER」を採用する「ルークス」の登場が期待される。e-POWERはエンジンを発電だけに使い、走行は100%モーターで行うため、BEVよりも手頃な価格で、BEVと同じ走行感覚が味わえる。しかも、それがユーティリティに優れた軽スーパーハイトワゴンに搭載されるのだから、ヒットの可能性は大だろう。

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ホンダは軽自動車のEV版を発表か

ホンダからは来年の市場投入が発表されている「N-VAN」ベースのBEV軽商用バンが出展される可能性がある。時期的にまだ市販版とはならないだろうが、それにかなり近いコンセプトモデルとして参考出品されるのではないだろうか。また、その後2025年に登場する「N-ONE」ベースの乗用軽BEVも公開されるかもしれない。

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クルマ好きとしては、復帰が発表されたF1からのフィードバックを盛り込んだBEVスーパーカー、次期「NSX」を期待したいところだが、こちらは登場がさらに先なので残念ながら今回登場する可能性は低そうだ。

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マツダのCX-80や三菱の新型EVピックアップにも期待

上記の国産車3巨頭のほか、マツダからは年内販売開始と言われる3列シートSUV「CX-80」、スズキとダイハツからはトヨタを含めた3社で共同開発したBEV軽商用バンなどが出展されるかもしれない。加えて、三菱から開発中のBEVピックアップが登場する可能性が考えられる。

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さらに、輸入車についてはBEVを中心としたニューモデルが国内初披露される見込みだが、中国国内に多数存在するBEVメーカーが、BYDに続いて日本市場への参入を狙っている。国内最大の自動車見本市の開催がEV転換時期と重なるだけに予想外の大物の出展もあるだろう。ジャパン・モビリティ・ショー2023は、2024年の新型車の動向を探るうえで要注目だ。

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