【軽自動車を全米で作る?】また“トランプ砲”に振り回されるかもしれない日本勢に提案したい「マンハッタン・ママチャリ計画」
掲載 carview! 文:伊達軍曹 13
掲載 carview! 文:伊達軍曹 13
アメリカのトランプ大統領は12月5日、自身のSNSに「米国内での小型車製造を承認した」と投稿し、すぐに生産を始めるよう呼びかけた。何やらアジア歴訪中に日本と韓国で多数見かけた軽自動車やコンパクトカーを「とても小さくて、とてもキュートだ」と、大いに気に入ったらしい。
日本の軽自動車は現行の米国安全基準には適合していないため、製造から25年以上が経過している車両の輸入は許可されているものの、州によっては公道の走行すら認められていない。しかしトランプ大統領はダフィー運輸長官に電話を掛け、アメリカでの生産を承認するよう指示したとのこと。
トランプ氏が言う「ベリースモールでタイニーな車」が小型車を指しているのか、それとも日本独自の規格である軽自動車を指しているのかは(例によって)よくわからないが、まぁおそらくは軽のことを言っているのだろう。
これを機に、一部の在米軽トラ愛好家などは狂喜することになるだろうし、軽自動車を製造している日本の各メーカーにとっても、そのビジネスチャンスは広がることになる。
だがトランプ氏の発言を鵜呑みにし、日本車メーカーが現地に北米市場向けの軽自動車製造ラインを新設することには、十分に慎重であらねばなるまい。なぜならば、「前言撤回」と「はしご外し」こそがトランプ氏の得意技であるからだ。
軽自動車規格の左ハンドル車を日本から少数輸出するだけならいいのだが(もちろんそれとてかなり大変だろうが)、トランプ氏が求めているのは「米国内で製造すること」である。
そして米国内の日本車メーカー工場に、新たに軽自動車用の製造ラインを(莫大な予算を投じて)用意して生産したはいいが、結果としてそれがまったく売れなかった場合、トランプ氏は絶対に責任など取ってくれない。
「俺はそんな許可を出した覚えはない」と言うか、「低品質で売れない車を作ったジャパンのメーカーが悪い」と言うのが関の山だ。
そうなれば、結果として我らが日本車メーカーは大打撃を受けることになってしまう。そして軽規格の自動車は、アメリカではぜんぜん売れない可能性もある。
(次のページに続く)
#軽自動車 #アメリカ市場 #トランプ政権 #日本車メーカー #ジムニー
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
「BEVオワタ」ではないが「BEVまっしぐら」は世界中で失敗! 結局笑うのは我らがニッポン!!
世界で最も長く生産されたクルマ 34選(後編) メルセデスGクラスからビートルまで あのクルマは今も現役
世界で最も長く生産されたクルマ 34選(中編) センチュリーからルノー12まで ほぼ変わらず数十年
トランプ関税の影響なし!! 業績は好調!! メーカー内初のBEVを出したスズキの2025年はどうだった?
「ディーラーに行くのは気まずい」 中古輸入車ファンの本音を突く、オートバックスの新戦略――55万台割れの逆風下「一貫した信頼」の正体
関税ゼロでも通関費用がまさかの30%!!? 通関でまさかの「痛感」 ブラックボックスの税関はなんでも「やり放題」なのでは?
世界で最も長く生産されたクルマ 34選(前編) プジョー205からVWジェッタまで 単一世代の「ご長寿」
日欧米メーカーと比肩する存在感の中国/インドの新興ブランド──EICMAで目にした海外市場の現実
「欧米EV失速 = 日本の勝利」という危うい幻想――中国知財への依存が招く構造的リスクとは
北米を席巻した「Z」の栄光。激動の70年代を駆け抜けた国産スポーツカーの光と影
「納期遅延でもホンダを待つ」 米国人がEV補助金を捨てて求めた資産価値――1620万台の熱狂が招く2026年という“反動”
日本が生んだ最高級GTの原点。初代Z10型が放つ圧倒的なオーラ、それは世代を超えて憧れたクルマだった!
トヨタの北米逆輸入が始動。カムリ、ハイランダー、タンドラ導入の期待と、円安がもたらす「価格の壁」を徹底検証
【ついに来るか!?】アキュラ「インテグラ」日本導入の現実味。ホンダ「逆輸入」復活への期待と課題
トヨタが「米国生産モデル」を国内導入へ。その“背景”と得られる"実利”を解説…ホンダ・日産はどうする?
日本を牽引するトヨタ・日産・ホンダ。「ジャパニーズ・ビッグ3」が持つ、それぞれの強みとは?
【500万円超】「CR-V」が投入されるのは未来の“価格アレルギー対策”という側面も。タイ生産になった理由も解説
【新型まとめ】26年に登場が確定・予想される“注目の日本車”はコレ! BEVと本格クロカンの両極端な展開に期待
【リセール神話の代償】「金があっても買えない」異常事態。なぜ今、トヨタの新車はここまで手に入らないのか
トヨタが「米国生産モデル」の日本導入を検討。「カッコいい」「唯一無二」と歓迎も「サイズ」「価格」に懸念の声
【今こそ軽トラ】撤退が相次ぐ斜陽市場かと思いきや、実はスズキとダイハツが火花を散らす「趣味車」の最前線だった
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!