5代目ステップワゴンに超速試乗、新採用「わくわくゲート」が面白い
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:中野 英幸
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そのため、日本には少しでも車内スペースを稼ぎたいミニバンであっても、ギリギリ(サイズ的に)5ナンバー枠に留まる大きさのモデルが多数存在する。トヨタでいえばノア/ヴォクシー、ニッサンでいえばセレナ、そしてホンダのステップワゴンもそうだ。女性も運転することが多いこれら実用ミニバンジャンルでは、5ナンバー枠内に収めるのがマストと考えられている。
どのメーカーも5ナンバー枠を守ったうえで最大限のスペースを稼ぎ出そうとするため、どうしても似かよったスタイルになる。動力性能、燃費性能も接近しているが、モデルチェンジの度にライバルを少し上回るため、新しいモデルであればあるほど有利。だからといって実用系ミニバン選びが味気ないかというとそうでもない。少しでも存在感を示そうと、どのメーカーも努力を重ねているからだ。
ノア/ヴォクシーの豪華仕様であるエスクァイアの新設などもそうだが、新型ステップワゴンのわくわくゲート採用はそうした企業努力の典型例だ。競争が激しいジャンルは力が注がれていて面白い。それにしても、リアのサブドアから乗降するのがどうしてあんなに楽しかったのか、自分でもよくわからない。
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