新型オデッセイ プライドを捨てたホンダの本気
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:小林 俊樹
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:小林 俊樹
「今まではユーティリティ価値が不足していたと思います。3代目、4代目(オデッセイ)は乗用価値に振り過ぎてましたね」
ハッキリと反省を口にする中川真人・オデッセイ開発責任者。いやビックリ、不肖オザワ、マジでホンダが生まれ変わってきたことを確信しましたわ。そう、新型ホンダ・オデッセイだ。
ご存じ1994年に初代がデビューした元祖乗用ミニバンで、今回で5代目だが、その変貌ぶりは言わば「衝撃」ではなく、「熟成」であり「王道」。だが、この路線はホンダがなかなか今まで取れそうで取れなかった道だったりする。
1948年の創業以来、常にトヨタや日産を狙う後発として位置づけられてきた同社は、基本ニッチ狙いでありチャレンジ精神をモットーとしてきた。それこそがホンダイズム! だが、それはいつしか会社が大きくなる上で逆に障害となり、縛りになる部分も出てきた。例えば前作3~4代目オデッセイである。
せっかく初代と2代目でミニバンのパイオニアイメージと、スタイルの良さと走りと実用性の高次元での融合で、ブランドを築き上げてきたのに、そこにトヨタや日産が割って入って来たら、あっさりその道を捨てて未知なるミニバン像を追求。結果、究極の低床プラットフォームでもってあり得ない走りのミニバンを作り上げた。
それはそれでクルマ好きの心を掴んだが、総合力で他社にアドバンテージを許し、ついにトップの座をエスティマに明け渡すことにも繋がった。ま、根本的な販売力の差もあるんですけどね(苦笑)。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
BMWのEV『i5』シリーズが改良、航続最大47km延長…3月欧州発売へ
ランボルギーニ、WECハイパーカー復帰に前向き姿勢。新パートナーチーム模索の可能性も……ただし未来はマシン戦闘力次第?
145万円! ダイハツ最新「タント」がスゴイ! めちゃ広ッ「車内」&ガバッと開く「大開口スライドドア」採用! 安全機能も充実の“最安”グレード「L eco IDLE非装着車 2WD」とは?
元F1王者ニコが率いるチーム・ロズベルグ、モータースポーツ活動から実質撤退か
ダイムラートラック、新型軍用車両を出展へ…国際防衛展覧会2025
迷ったら専門家に訊け!! オススメ国産[コンパクトSUV]多すぎ問題
SUVに合わせてプジョーの「ネコ脚」も進化!? 新型「2008」は走りでもジェントルな魅力が増していました…積極的に選びたくなる1台
アイシン、立命館大学、京都トヨタがコラボした「新春もちつき&カルタ大会」に密着!【吉田由美のカーライフ日記】
265万円! スズキ新型「ジムニー ノマド」初公開! シリーズ初の「ロングボディ」採用&専用装備も! 広い“車内空間”で快適性アップの 「5ドア仕様」に込められた想いとは?
【もうひとつのHondaパワー】ホンダ初の市販V8エンジンに試乗した
BMWが「523iツーリング」新発売、『5シリーズ』に新たな選択肢…840万円から
「新GRカローラ仕様」公開!? 精悍エアロが超カッコイイ「レクソン仕様」の中身は旧型? 先取り「マイナーチェンジ仕様」がスゴイ
【ベンツかと思った】あれもこれも「ジムニー」。“最強の素材”こと東京AS25のジムニー軍団特集
【永遠の論争】「初デートで軽自動車」はアリかナシか。女性たちに本音を聞いたら…究極の結論だった
【なにがなんでも輸入車派!】が選ぶべき今ドキ“300万円未満”で雰囲気も〇な「大穴モデル」3+1台
現行R35型GT-Rが生産終了する「なるほど」な理由。“R36型”はあるのかないのか? も知りたい!
【爆騰か暴落か!】トランプ就任直後の“脱EV宣言”でも持ちこたえる「テスラ株」はガチホでOK?
【無難だが失敗しない】クルマに“知識も興味もナシ”な人こそ選ぶべき“鉄板”国産SUV・5選
【ついに5ドア発表】「ジムニー ノマド」はAT車が275万円。もう“予約可能”で納期はどうなる?
【あなたはどっち?】運転中に助手席で爆睡は「アリ」か「ナシ」か。ネット民の回答と、たった1つの大切なこと
【クラウンスポーツも大変身】今最も熱いSUV。お好みのカスタムはどれ? 写真でチェック
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!