【5年後は7割減も】“EVを買う人”が知っておくべき「リセール率の落とし穴」の噂は本当なのか?
掲載 carview! 文:編集部 60
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念のため、エンジン車の残価率状況も確認してみる。まず、国産コンパクトハッチの代表格「カローラスポーツ」の「ハイブリッド G」を見ると、5年落ちの中古車中心価格は約180万円。下取り価格が135万円とすると、新車価格は265万円だったので、残価率は約51%だ。
また、輸入セダンのメルセデス「Cクラス」は「C180 アヴァンギャルドAMGライン」の5年落ち中古車中心価格が約290万円。下取り価格が220万円とすると新車価格は約520万円だったので、残価率は約42%となる。
ということで、国産車と輸入車で差はあるが、相対的にはBEVより良好な数字が並ぶ。
こうして見ると、EVの「リセールの悪さ」は、特に一部車種では本当と言わざるを得ない。エンジン車に匹敵するリセールを獲得するには、BEVの中でも人気車種に購入対象を絞った上で、なるべく多くの補助金を受けることが条件となる。
というわけで、「人と違うモデルに乗りたい!」という方や、東京などの補助金が多い地域以外にお住まいの方は、BEVの残価率の大きさは覚悟の上での購入が必要だ。
(終わり)
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