マーケット復調傾向に暗雲。2月の市場概況
掲載 更新 carview!
掲載 更新 carview!
今回は、日本自動車販売協会連合会(自販連)、全国軽自動車協会連合会(全軽自協)、日本自動車輸入組合(JAIA)が発表した2月の販売データからマーケット概況をチェックしていこう。まず輸入車、軽自動車を含め、国内で販売された乗用車総数は34万1034台で、前年同月比は86.2%と6カ月連続のマイナスとなった。下げ幅自体は5カ月連続の2ケタ台だが、前月より5.2ポイント改善し、昨年11月を底に3カ月連続で縮小している。特に軽乗用車が11万4343台、前年同月比91.3%と3カ月連続のひとケタ台のマイナスで、輸入車も「日産 マーチ」や「スズキ スプラッシュ」などを除いた海外メーカー製のみでも1万4031台、同108.3%と2カ月連続のプラスになるなど、回復の兆しも見え始めている。ただ18日現在、東北地方太平洋沖地震の影響で、東北方面からの部品調達が難航しており、国内メーカーの工場の多くが操業停止になるなど不安要素も多く、今後の動向が注目される。
輸入車と軽乗用車を除く3/5ナンバーの国産乗用車(新型日産 マーチ分含む)は21万2218台で、前年同月比82.6%。メーカーブランド合計では、今年1月に投入した「CT200h」が発売後1カ月で約7500台の受注を集め、2月単月で1660台と好調だったレクサスが3473台/前年同月比103.0%、昨年12月にモデルチェンジした「ソリオ」が月平均販売目標1000台を大幅に上回る3981台と売れているスズキが7486台/同137.3%とプラスになった以外、前年を下回り、特にトヨタは10万3990台ながら、前年同月比は76.1%と落ち込んでいる。月間ランキングでは「トヨタ プリウス」が「ホンダ フィット」を抜き返し、トップを奪還。「日産 セレナ」が本領発揮の9646台で前月10位から4位にジャンプアップを果たした。
軽自動車は、貨物車を含めた軽自動車全体でも14万8658台、前年同月比91.0%と堅調で、車名別でも「ダイハツ ムーヴ(コンテ含む)」が1万6230台、前年同月比126.3%と好調をキープし、2カ月連続のトップだ。
輸入乗用車は日本メーカー製を含めた全体でも1万9140台、前年同月比141.8%。海外メーカーブランド別乗用車ランキングは、VW(フォルクスワーゲン)が前年同月比95.2%とマイナスながら、3697台で2カ月連続のトップとなり、2位メルセデス・ベンツ2248台、3位BWM(ミニを除く)1986台、4位アウディ1542台、5位ミニ779台、6位ボルボ695台、7位プジョー478台、8位フィアット384台まで、前月と同じ順位となった。VWを除き、いずれも前年を上回り、特にアウディは前年同月比134.4%と好調で、3位BMWに累計で471台差に肉薄している。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
近藤真彦率いるKONDO RACINGを応援する2名の「リアライズガールズ」はだれ? 王道のコスチュームをカッコ可愛く着こなす2人にも注目です
ラリージャパンでアルピーヌA110RGTに同乗試乗! まったく別モノかと思ったら量産モデルに通じる走りだった
ラリージャパンで競技区間進入の一般車、スタッフの制止振り切り検問突破していたことが明らかに。実行委員会は被害届を提出予定
ラッセル、予想外のポールポジションに歓喜。コースイン遅らせる判断が奏功「フロントロウの自信はあったけどね!」
中型トラックの枠を超えた「超過酷仕様」!フォード レンジャー スーパーデューティ、2026年発売へ
なんじゃこの「付け髭」感! デザイナーの意思をガン無視した「5マイルバンパー」はアリかナシか?
超イケてる新型ムラーノをデザインのプロが分析! 個性を主張する「デジタルVモーション」の使いすぎには要注意
女性チームのアイアン・デイムスがポルシェにスイッチ。LMGT3初年度はランボルギーニを使用
角田裕毅、ラスベガスで躍動し予選7番手「ミスター・ガスリーには離されたけど……アタックには満足。良いフィードバックもできている」
まるで「“ミニ”フェアレディZ」!? 全長4.1mの日産「コンパクトクーペ」が斬新すぎる! 短命に終わった「NXクーペ」とは?
【ラリージャパン 2024】開幕!! 全行程1000km、SSは300kmの長く熱い戦い
「日産 GT-R プレミアム エディション Tスペック」は、諦めない!不屈の国産スポーツカー、未だ一級品の証し【新型車試乗】
現行型が今も販売好調な「フォレスター」だが、日本のユーザーが選ぶべきは…やはり新型である理由
800万円は高いか安いか!? レトロ風で最新の安全装備充実!ミツオカ創業55周年記念車「M55」発表
【3分でわかるモデル解説】なんとなくMINIがほしいけど、どれを買えばいいか迷ってしまう初心者へ
【クセ強だけど懐かしい】光岡、55周年記念車「M55ゼロ・エディション」発売。100台限定…ベースはあの車
「売れる車がない」なんて言わせない! 北米日産の大型SUV「アルマダ PRO-4X」が魅力的…価格も発表
新型「ティグアン」正式発売で注目集まる豪華装備とお値打ち度。世代遅れの兄弟「Q3」よりお買い得
メルセデスAMG「A45」に“最後の限定車”登場。2.0Lターボは421馬力も…価格は1000万円超え!!
ホンダの高級ブランドが新型SUV「ADX」を発表。クセ強め“アメリカン顔”の衝撃や背景とは?
北米レクサスが販売する3列SUV「TX」は何モノ!? “LBX顔”で実質650万円~…25年モデルに進化