10月のマーケット概況 Nシリーズやup!が好調
掲載 更新 carview!
掲載 更新 carview!
昨年は年間販売台数で日産に抜かれ、3位に甘んじたホンダだが、昨年12月に投入した「N BOX」が大ヒット。1~10月累計で18万1103台(+含む)と「スズキ ワゴンR」を上回り、トップをいく「ダイハツ ミラ(イース、ココア含む)」の18万9888台に迫る勢いだ。これで貨物車を含む全新車販売台数の1~10月累計が65万257台/前年同期比54.4%増となり、ライバル日産に7万6931台の差をつけ、2位を快走。ほぼ年間2位の座を手中に収めた。
主戦場となる乗用車に限っても、3ナンバー普通車/5ナンバー小型車の合計では38万5277台で、日産との差は輸入車扱いの「マーチ」、「ラティオ」を含めても4000台弱の差だが、軽乗用車を加えると、一気13万台強の大差になる。いかにN BOXがホンダ復調の牽引役となっているのかがわかるだろう。
そんなホンダは11月にプレミアム軽をアピールする「N ONE」を投入。N ONEの月間販売目標は1万台だが、発売前の10月末時点で9000台超の事前予約を受けつけており、ますますホンダの軽が存在感を増しそうな勢いだ。
ただ軽乗用車は1.5リッター以下のコンパクトカーと競合するのも事実。これまでホンダの屋台骨を支えてきたフィットが10月は前年同月比58.3%減の9318台にとどまったのも、Nシリーズの好調さと無縁ではないはずだ。そこでホンダが打った次の一手が新開発のハイブリッドシステム。先日、クルマの特性に合わせた3つの新しいハイブリッドシステムを公開したが、コンパクトクラスに最適とした1モータータイプは来年モデルチェンジ予定のフィットに搭載される見通し。すでにホンダは新車販売に占めるハイブリッド車(HV)比率が44%と高いだけに、次期フィットとともに、新ハイブリッドシステムの出来がさらなる飛躍のカギになりそうだ。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
ホンダ陣営を筆頭に続々と体制確定。クレーレ兄弟はアウディへ、強豪ターゲットは23歳を起用/TCR欧州
【上海モーターショー】中国向けEVイエ・シリーズ第2弾『広汽ホンダGT』『東風ホンダGT』を公開
トヨタ純正レンチメーカー、耐荷重94kgの超タフな「グリルスタンド」発売
カヤバ、下請法違反で勧告 下請け167社が無償で金型保管
新型レクサスESからめっちゃ良い香りがしてきた!! 理由はグローブボックスにあり!!
「グランツーリスモ」王者がリアルニュルブルクリンクに挑戦! 完全プライベート自費参戦のTOYO TIRES社員・宮園拓真選手に注目です!【みどり独乙通信】
BYD、軽EVを2026年後半に日本導入 正式に発表 軽やトラック販売の人材募集も
【衝撃】BYD 日本専用軽自動車規格のEVを2026年後半に導入決定
日本にいると「結局EVは浸透しなかった」と思われがちだがそれは特殊な市場! 海外では徐々にユーザーが増えている!!
トヨタ ウエストバージニア工場に8800万ドルの追加投資。対米投資に積極姿勢
アイルトン・セナのF1初優勝から40年。“伝説の地”エストリルにロータス97Tが帰ってきた……雨が帰還を祝福
日野の小木曽社長、三菱ふそうとの経営統合「1日でも早くたどり着きたい」 具体的な言及避ける
次期レクサス「UX」は最短で2026年登場か RX譲りのスピンドルボディ採用で将来はBEV専用になる?
GRの工場見学会が募集開始。クルマ好きなら一度は見ておきたいレース直系の“こだわり”と“特別感”とは
【試乗】ヒョンデ新型「インスター」は、日本にも最適な独特サイズと攻めの価格設定で“侮れない存在”に
【初撮影】「EQC」改め「GLC EV」に。不評のデザイン一新&名称変更で再起を図る…2モーターのAMG仕様も
【次期CX-5にも影響ある?】「中国市場向けSUV「EZ-60」世界初公開 マツダの最新デザイン&技術を採用
「テスラがスランプ」世界でも地元アメリカでも販売が鈍化した理由が厳しい。なぜ急落しているのか?
【本当に便利なのか】「マイナ免許証」がスタート。1枚にすると更新料が安くなる? メリットとデメリットを解説
都会派に転向した「ソルテラ」に代わってオフ度高め「トレイルシーカー」が新登場。日本導入はどうなる?
レクサス新型「ES」初公開。ボディ拡大×新デザインで全面刷新、BEVは最長685km…日本導入は26年春