【今ならヒット確実?】ジムニーやデリカミニ、フリードになりたかった…時代を先取りしすぎて星になった残念なクルマ5選
掲載 carview! 文:工藤 貴宏 24
掲載 carview! 文:工藤 貴宏 24
最後にピックアップしたのは、こういう企画をやるたびに登場する“時代を先取りしすぎたクルマ”のナンバーワン。今なら絶対に大ヒット確実のホンダ「クロスロード」です。
といっても、ランドローバー「ディスカバリー」のOEMモデルのことじゃありません(実はホンダディーラーでランドローバーが買えた時代があったのですよ!)。2007年に登場した、ホンダ自身が開発したコンパクトSUVです。
クロスロードのどこが凄いか。まず、今の新車市場の中心的存在となっている「コンパクトSUV」だということ。2代目の全長はわずか4.3m。これだけで今ならヒット街道への最短ルートみたいなものです。
しかも、そんなコンパクトボディにもかかわらず3列シート。SUVでも3列のシートを持つのはやっぱりポイント高いです。
加えて、当時は口の悪い人からハマー「H4」なんていわれた定規だけでデザインできそうなカクカクボディも、ジムニーがこれだけファンを引き付ける今なら大いにアリ。売れない要素が見当たらないんですよ、2025年ならば。
そんなクロスロードは絶不調すぎて、わずか4年弱で裏道へ逸れてしまったのですが、とにもかくにもホンダは早すぎたんです。あと15年待てばよかったのに……!
えっ⁉いま新車で販売しているクルマのなかで“時代が早すぎたクルマ”はどれかって?
そんなこと言えるわけありませんってば。だって、こういうのは後出しじゃんけんで決めることなのですから。
(終わり)
(写真:トヨタ、日産、ホンダ、スズキ、ダイハツ、三菱)
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