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CX-30はどんな人向けのSUVなの? ディーゼルやBOSEオーディオの選択も意外に悩ましい

コーナーリングより雰囲気や音楽を楽しみたくなる

高速道路でも、ほぼ全域で静かな1.8Lディーゼルエンジンと高級車並に高いキャビンの遮音性のおかげで静粛性は抜群。古く荒れ気味の舗装区間でもロードノイズは良く抑えられ、流れをリードするような速めの巡行でも普通の声量で会話でき、直進安定性も高いので長距離の疲労は少なそうです。これで継ぎ目などの段差を比較的ラフに伝えてしまう固めの乗り心地が改善されれば、さらに好印象ではないでしょうか。

一方、ワインディングロードや高速道路のコーナーリングでは、ほかのマツダ車ほどの濃密な走りの味わいが感じられませんでした。コーナーをスポーティに走らせるより、同乗者が酔わないようなジェントルなドライブで、自慢の静粛性やオーディオを楽しむほうがCX-30の走りのキャラクターに合っていると思われます。

また、先進安全装備として実用的なACCを備える一方、レーンキープ機能が55km/h以下でしか作動しないのは残念。作動中の制御も車線の右に寄りがちだったので、マイナーチェンジでの改善に期待したいところです。

意外だったのはオーディオ。試乗車にはオプションのボーズサウンドシステムが付いていて、以前、「マツダ3」の標準装備のオーディオ(パイオニア製)に衝撃を受けた編集は期待して臨んだのですが、やや平板に感じました。後日、編集Kがマツダ3で標準オーディオとボーズサウンドシステムを聴き比べしたところ、やはり標準が気に入ったとのこと。好みはありそうですが、ぜひ比較試聴してほしいところです。

SUVカテゴリーは魅力的なライバルも多く、先に挙げたC-HRやヴェゼル、XVをはじめ、RAV4やCX-5も狙えたりします。そんな中、編集部としては美しい内外装のデザインを愛でつつ、時に長距離ドライブやアウトドアなども楽しむようなカップルやファミリーにCX-30をお勧めしたいと思います。

かくいう担当編集はナイトドライブの美しい車内イルミネーションだけでこのクルマが欲しくなりました。ただ、1.8Lディーゼルエンジンが思ったより控えめなキャラクターだったので、30万円近くリーズナブルなガソリンモデルも乗り比べたほうがいいかもしれません。

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