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ステーションワゴンおすすめ21選。購入ポイントや基礎知識も解説【購入ガイド】

ステーションワゴンおすすめ21選。購入ポイントや基礎知識も解説【購入ガイド】

車のボディ形状は、セダン・SUV・ミニバン・ステーションワゴンなど、種類が豊富です。SUVの人気が高まる以前は、ステーションワゴンが人気でした。ステーションワゴンには、どのような特徴があるのでしょうか。

今回はステーションワゴンについて解説します。国産車および輸入車のおすすめステーションワゴンも掲載しているので、ぜひチェックしてみてください。

車選びで知っておきたいステーションワゴンの基礎知識

ステーションワゴンとは、どのような車を指すのでしょうか。はじめに、ステーションワゴンの意味や特徴を紹介します。

ステーションワゴンの意

ステーションワゴンというボディタイプの呼び方は、アメリカで使われるようになりました。かつて、列車がステーション(駅)に到着した際に、降りてきた人と荷物をワゴン(車)に載せて運んでいたことが由来です。

以来、主にアメリカおよびオーストラリアでボディタイプの一種類として使われてきました。別名には、エステートカー(イギリス)・ヴォワチュールファミリアル(フランス)・シューティングブレーク(英語で馬車の意)があります。

ボディ形状の特徴

車のボディタイプにはさまざまな種類があります。しかし、車検証の「車体の形状」項目に記載されているボディタイプは、箱型・幌型・ステーションワゴンの3種類しかありません。排気量1.5L以下のハッチバックは箱型、2.0L以上のハッチバックはステーションワゴン、マツダのロードスターのようなオープンカーが幌型に分類されます。

ステーションワゴンは荷室と居住空間が一体となっている2BOXタイプです。ただ、各自動車メーカーが独自のコンセプトをもとに国土交通省に申請するため、車検証の区別が見かけと異なるケースもあります。

ステーションワゴンがおすすめの人

ステーションワゴンは荷室や車内空間にゆとりがあります。スポーツ・アウトドア・旅行など、荷物をたくさん積む機会が多い方にステーションワゴンは最適です。乗車定員は5人が主流であるものの、車種によっては3列シート仕様の6~7人乗りモデルもあります。

また、ベースがセダン車のため、走行性能に優れているステーションワゴンも多数あります。積載能力だけでなく、走行性能を重視したい方にもおすすめです。

ステーションワゴンを買う時のポイント

ステーションワゴンを選ぶ際には、いくつかのポイントがあります。ここでは、パワートレイン・駆動方式・ラゲッジスペースの3点について解説します。

パワートレイン

車のパワートレインは種類が増えて選択肢の幅も広がりました。ガソリンエンジンやハイブリッド(ガソリンエンジン+電気モーター)、ディーゼルエンジンなどがあります。燃費性能を重視したいのであれば、ハイブリッドまたはディーゼル車がおすすめです。

駆動方式

駆動方式とはエンジンで駆動するタイヤ数を指し、大まかに分けると2WDと4WDです。ただし、近年は駆動方式の技術も進歩し続けています。例えば、ひと言で4WDといっても、フルタイムやパートタイム、電気モーター専用などさまざまです。

日頃走行する生活環境を考慮して、駆動方式を選択できます。さほど雪が降らない都市部であれば2WDでもよいと判断する人は多い傾向です。一方、坂道が多い山間部や降雪地域などを走る機会が多ければ、4WDが安心といえます。

ラゲッジスペース

載せたい荷物が収まるラゲッジスペースがあるかどうかも、注目ポイントのひとつです。多彩なシートアレンジは魅力ですが、乗車人数が多い場合はアレンジできません。そのため、アウトドアや旅行に行く場合の乗車人数や荷物の量を購入前に想像してみましょう。

車中泊をしたい場合は、くつろげるスペースがあるかの確認ができます。購入を決める前に実車を確認することは大切です。屋根の上にルーフボックスが装着可能かどうかもチェックできます。

国産ステーションワゴンおすすめベスト10車種

上記項目の注目ポイントと自分の希望条件を検討したら、実際にどのような車種が販売されているのかをチェックしましょう。国産自動車メーカーが販売しているステーションワゴンから、おすすめ車種ベスト10車種をご紹介します。

※新車価格・中古車相場は、2022年9月23日時点の情報です

トヨタ カローラツーリング

TNGAプラットフォームを採用しているトヨタ カローラツーリングは、ワイドかつ低重心のスタンスを保っている車です。大容量のラゲッジルームは、ライフスタイルの幅を広げてくれます。

車体寸法(全長×全幅×全高:mm)4,495×1,745×1,460
新車価格(税込)201万3,000円~299万7,500円
中古車相場(税込)339万円

トヨタ カローラ フィールダー ハイブリッド

カローラ フィールダーは、メッキ加飾が光る精悍な顔つきのエクステリアが特徴です。インテリアはブラック基調で、機能性に富む使い勝手の良い空間に設計されています。ハイブリッドモデルは低燃費と静粛性に優れているだけでなく、気持ちのいい走りも体感可能です。

車体寸法(全長×全幅×全高:mm)4,400×1,695×1,475~1,500
新車価格(税込)175万8,400円~233万400円
中古車相場(税込)39万8,000円~249万9,000円

スバル レガシィアウトバック

スバル レガシィアウトバックには、スバル独自の技術である水平対向エンジン(SUBARU BOXER)が搭載されています。軽量・コンパクト・低重心といった特徴ゆえの優れた動力性能を誇り、爽快な走りを体感可能です。

車体寸法(全長×全幅×全高:mm)4,870×1,875×1,670~1,675
新車価格(税込)414万7,000円~429万円
中古車相場(税込)436万円~519万9,000円

スバル レガシィツーリングワゴン

レガシィツーリングワゴンは日本でステーションワゴンというボディタイプを普及させたモデルといわれています。スバルが開発した高い技術の4WDシステムが搭載され、天候に左右されない優れた走行性能が特徴です。後継モデル レヴォーグ誕生により、残念ながら2014年に販売終了しました。

車体寸法(全長×全幅×全高:mm)4,790×1,780×1,535
新車価格(税込)259万2,000円~374万7,600円
中古車相場(税込)15万円~259万円

スバル レヴォーグ

スバルこだわりのBOLDER DESIGNが採用されているレヴォーグは、GOOD DESIGN AWARD 2021を受賞しました。前傾のシルエットや後方へ流れるボディライン・力強いフェンダーなど、アクティブなスポーティスタイルに仕上がっています。

車体寸法(全長×全幅×全高:mm)4,755×1,795×1,500(ルーフ高含む)
新車価格(税込)310万2,000円~477万4,000円
中古車相場(税込)251万8,000円~539万9,000円

ホンダ シャトル

シャトルに搭載されているハイブリッドシステムは、アトキンソンサイクル採用-VTECエンジンとモーターの組み合わせです。低燃費ながらも、ダイレクトな加速やパワフルな走りを体感できます。

車体寸法(全長×全幅×全高:mm)4,440×1,695×1,545~1,570
新車価格(税込)180万8,400円~277万2,000円
中古車相場(税込)49万8,000円~288万9,000円

ホンダ アコードツアラー

アコードツアラーはドライバーが運転に集中できるよう設計がなされた車です。シートのヒップポジションやステアリングの角度など、細部に至るまでこだわったコックピットは、スポーティで爽快なドライビングを楽しめます。2013年3月に販売終了しました。

車体寸法(全長×全幅×全高:mm)4,750×1,840~1,850×1,470
新車価格(税込)274万8,000円~412万2,500円
中古車相場(税込)30万円~168万円

マツダ MAZDA6 ワゴン

質感高い滑らかな走りを追求しているマツダ MAZDA6は、新開発タイヤや改良を施したサスペンションにより、優れた操縦安定性能を誇ります。エレガントで洗練された室内空間も魅力です。

2022年9月現在、現行モデルの注文受付は終了しています。販売再開時期については、公式サイトでの案内を待ちましょう。

車体寸法(全長×全幅×全高:mm)4,865×1,840×1,450
新車価格(税込)289万3,000円~429万5,500円
中古車相場(税込)196万8,000円~358万8,000円

マツダ アテンザワゴン

アテンザワゴンはマツダが掲げる「人間中心」思想のもと、走りの質感を追求したモデルです。骨格の強さが感じられるワイド&ローの造形にデザインされています。2019年には、グローバルモデル名であるMAZDA6ワゴンと車名変更されました。

車体寸法(全長×全幅全高:mm)4,805×1,840×1,480
新車価格(税込)282万9,600円~419万400円
中古車相場(税込)36万8,000円~358万円

トヨタ プロボックス

トヨタ プロボックスはハイブリッドモデルだけでなく、ガソリンモデルも低燃費&低排出ガスが特徴です。ロングドライブや道路状況に左右されない、快適な乗り心地や高い走行性能を追求して開発されました。

車体寸法(全長×全幅×全高:mm)4,245×1,690×1,525~1,530
新車価格(税込)149万1,000円~201万4,000円
中古車相場(税込)24万8,000円~199万円

輸入ステーションワゴンおすすめベスト11車種

国産車とは異なるデザインや風格の輸入車が好きな方も多数います。海外の自動車ブランドも、多くのステーションワゴンを販売しています。おすすめのベスト11車種をご紹介しますので、それぞれの大まかな特徴をチェックしてみましょう。

※新車価格・中古車相場は、2022年9月23日時点の情報です

アウディ A4 オールロードクワトロ

アウディが販売しているステーションワゴンのアウディ A4 オールロードクワトロは、専用シングルフレームグリルが特徴的です。水平基調のボディラインやブリスターフェンダーなどは、アウディらしさが感じられます。

車体寸法(全長×全幅×全高:mm)4,760×1,845×1,490
新車価格(税込)664万円
中古車相場(税込)299万円~618万8,000円

ボルボ V60 リチャージ プラグインハイブリッド

ボルボ V60 リチャージ プラグインハイブリッドは、ワンペダルドライブ機能やAWDシステムが搭載され、俊敏な走りを楽しめる車です。余裕のある室内空間は、ラグジュアリーな雰囲気を味わえます。

車体寸法(全長×全幅×全高:mm)4,780×1,850×1,430
新車価格(税込)539万円~969万円
中古車相場(税込)27万2,000円~749万円

ボルボ V60 クロスカントリー

ボルボ V60 クロスカントリーは、天候や道路状況に左右されない優れた走破性能が特徴です。先進の運転支援装備を搭載し、安全性能にも優れています。搭載している48Vハイブリッドシステムは排出ガスの発生を最小限に抑えており、環境性能に優れたシステムです。

車体寸法(全長×全幅×全高:mm)4,785×1,895×1,505
新車価格(税込)619万円~724万円
中古車相場(税込)269万9,000円~749万円

フォルクスワーゲン ゴルフ ヴァリアント

ゴルフ ヴァリアントは好奇心を満たしてくれる遊び心のあるステーションワゴンです。デザインはシンプルで、取り回しがしやすいボディサイズに設計されています。

車体寸法(全長×全幅×全高:mm)4,640×1,790×1,485
新車価格(税込)330万9,000円~421万円
中古車相場(税込)285万8,000円~449万9,000円

フォルクスワーゲン アルテオン シューティングブレーク

上品かつ力強いたたずまいが魅力のアルテオン シューティングブレークは、頼もしさを感じる存在感ある車です。最高峰のサウンドシステムでドライブを楽しめます。

車体寸法(全長×全幅×全高:mm)4,870×1,8755×1,445
新車価格(税込)631万7,000円~692万1,000円
中古車相場(税込)580万円~638万円

メルセデス・ベンツ Cクラス ステーションワゴン

Cクラス ステーションワゴンは、洗練されたデザインと使いやすさを追求した利便性・機能性に優れた装備が魅力です。室内空間やラゲッジルームの広さは、アイデア次第でアクティブな毎日を楽しめます。

車体寸法(全長×全幅×全高:mm)4,755~4,785×1,820~1,840×1,455~1,495
新車価格(税込)622万円~796万円
中古車相場(税込)728万円~939万円

メルセデス・ベンツ Eクラス ステーションワゴン

Eクラス ステーションワゴンはワンランク上の高級感とラグジュアリーさを味わえるステーションワゴンです。メルセデス・ベンツのSUVと同様のデザインエッセンスを取り入れ、ステーションワゴンならではの実用性とSUVの走破性が組み合わされています。

車体寸法(全長×全幅×全高:mm)4,955~4,965×1,850~1,860×1,460~1,495
新車価格(税込)857万円~1,366万円
中古車相場(税込)250万円~938万円

BMW 3シリーズ ツーリング

実用性が高いBMW 3シリーズ ツーリングは、大容量のラゲージルームがアクティブなライフスタイルを後押ししてくれます。ローラー カバー・ラゲージ パーティション ネット・アンチ スリップレール システムなど、役立つ装備が満載です。

車体寸法(全長×全幅×全高:mm)ー(公式サイトに記載なし)
新車価格(税込)653万7,000円~1,092万7,000円
中古車相場(税込)379万9,000円~828万円

BMW 5シリーズ ツーリング

BMW 5シリーズ ツーリングは機能美あふれたスポーティモデルです。BMWのキドニーグリル&レザーライトが特徴のフロントマスクは、独特の存在感を醸し出しています。エレガントさも感じさせる、個性豊かなステーションワゴンです。

車体寸法(全長×全幅×全高:mm)4,975×1,870×1,500
新車価格(税込)859万円~1,179万6,000円
中古車相場(税込)228万円~777万円

ジャガー XF スポーツブレーク

流麗なボディラインが人目を引くジャガー XF スポーツブレークは、高級感あふれるたたずまいが見る人を魅了します。全10色用意されている、コンフィギュラブルアンビエントインテリアライトは、自分好みの室内空間に仕上げてくれる機能です。

車体寸法(全長×全幅×全高:mm)4,970×1,880×1,455
新車価格(税込)738万円~851万円
中古車相場(税込)348万円~798万円

MINI MINI クラブマン

日本でも長年愛されているMINIが販売しているステーションワゴンは、MINI クラブマンです。機能性と実用性に富んだモデルで、街並みに溶け込む優雅さを感じるデザインが採用されています。コックピット周りも運転が楽しくなるインテリアです。

車体寸法(全長×全幅×全高:mm)4,275×1,800×1,470
新車価格(税込)373万円~481万円
中古車相場(税込)99万円~649万円

まとめ

積載性能や走行性能に優れたモデルに仕上げられているステーションワゴンは、実用的で機能的な車です。SUVやミニバンと比較すると全高が低いため、安定感のある走りを楽しめます。

アウトドア向けのクルマとしてSUVがもてはやされているものの、ステーションワゴンの魅力もチェックしてみましょう。新車にこだわりがなければ、良質な中古車を購入するのもおすすめです。

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みんなのコメント

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  • 2022/10/25 17:57

    違反報告

    子供が巣立ってからはワゴン車にしています。現在はメルセデスのオールテレインですが、ワゴン車の魅力は荷物が沢山積めること、取り出しやすいこと、高速道路では風の影響も少なく安定性が良いことです。長距離の疲労感は背の高いSUVよりも少ないと思います。どうして日本ではワゴン車が衰退してきているんでしょう?過去にレガシーワゴン等に乗っていた人達も背の高いSUVに流れているのでしょうか?いずれ国産車では選べなくなるかと思うと寂しい限りです。

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