日産の追撃が始まる! 上半期マーケット概況
掲載 更新 carview!
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今回は、日本自動車販売協会連合会(自販連)、全国軽自動車協会連合会(全軽自協)、日本自動車輸入組合(JAIA)が発表した6月の販売データからマーケット概況をチェックしていこう。まず輸入車、軽自動車を含め、国内で販売された乗用車全体では37万7162台で、前年同月比118.1%と11カ月連続で前年を上回った。前年同月比が2ケタ増になったのは8カ月連続で、金融危機以前の08年6月データ、36万3967台と比べても、3.6%増となり、2カ月連続でプラスになっている。9月末での新車購入補助金制度終了に向け、駆け込み需要も予想されるだけに、売れ行きはまだまだ伸びそうな気配だ。
輸入車と軽乗用車を除く3/5ナンバーの国産乗用車は24万5350台で、前年同月比121.3%。アップ率は前月より下がったものの、1~6月の前年同期比は136.6%と好調を維持している。しかしメーカー合計ではダイハツをはじめ、スズキ、スバルが前年割れ。ダイハツ、スズキは主力の軽乗用車を含めれば、前年同月比、前年同期比ともプラスだが、スバルは軽乗用車を含めても前年同月比は96.6%とマイナスだ。トヨタ、ホンダ、日産、マツダ、三菱が2ケタ増をキープしているだけに、スバルの低調ぶりが気になるところだ。月間ランキングでは14カ月連続トップの「トヨタ プリウス」、2位「ホンダ フィット」、3位「トヨタ ヴィッツ」、4位「トヨタ カローラ(アクシオ、フィールダー、ルミオンの合計)」のトップ4は4カ月連続で不動、4位は2カ月連続で「日産 セレナ」が入った。また6月9日にデビューした「日産 ジューク」が販売台数4725台で初登場15位と好スタート。受注台数も発売後約1カ月で1万台超と好調なだけに、今後も期待できそうだ。
軽乗用車は11万1237台で、前年同月比111.7%と4カ月連続のプラス。2ケタ増も2カ月連続だが、08年6月の12万1176台と比べると9.2%のマイナスだ。
輸入乗用車は海外メーカー製、日本メーカー製含めた全体で2万575台、前年同月比116.8%と8カ月連続のプラスで、2ケタ増も2カ月連続だ。海外メーカーブランド別乗用車ランキングは、VW(フォルクスワーゲン)が販売台数5630台で6カ月連続トップ。続く2位は、3458台でBWM(ミニを除く)が2カ月連続、以下、3位メルセデス・ベンツが3426台、4位アウディが2026台、5位ミニが1262台だった。VWは「ゴルフ」などの主力車種にエコカー減税対象モデルを充実させたことで、前年同月比149.7%と大幅アップ。1~6月の累計では2万4861台、前年同期比132.5%で、08年の1~6月累計2万4883台にほぼ追いつく形となった。
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