センチュリーSUVの登場は本当だった! ただし価格も中身もセダンとは別物に
掲載 更新 carview! 文:ピーコックブルー/写真:トヨタ自動車 79
掲載 更新 carview! 文:ピーコックブルー/写真:トヨタ自動車 79
SUVが全盛となっている昨今、フェラーリやランボルギーニ、ロールスロイスやベントレーといった超高級車ブランドでさえ、ラインナップの中核にSUVを据えるようになっています。
>>【ついに試乗!】プロサングエをフェラーリがSUVと呼びたくない理由とは?
そんななか、日本を代表する超高級車であるトヨタ「センチュリー」のSUV版が登場するというウワサが話題となっています。
センチュリーと言えば、トヨタのフラッグシップであるだけでなく、皇室や政府関係者の移動車両としても用いられていることから、まさに「日本のフラッグシップ」というべき存在です。
>>センチュリーってどんな車? 価格・スペックはこちら
>>センチュリーオーナーによる本音のレビューはこちら
>>極上車多数! センチュリーの中古車情報はこちら
あまりに別格の存在であることから、「購入には審査が必要」という都市伝説まで生まれるセンチュリーですが、本当にSUV版が登場するのでしょうか?
結論から言えば、このセンチュリーのSUV版が登場するというウワサは事実のようです。
関係者などからの情報によれば、すでに開発はほとんど終了しており、現在は発売のタイミングを調整している段階といいます。
SUV版のセンチュリーは、セダン版のセンチュリーとは異なるプラットフォームが用いられる見込みです。
現行のセンチュリーは、先代のレクサス「LS」などと共通の「Nプラットフォーム」が用いられていますが、SUV版のセンチュリーでは、トヨタ「RAV4」などにも使われている「トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ(TNGA)」による「GA-Kプラットフォーム」が採用されるようです。
>>RAV4ってどんな車? 価格・スペックはこちら
>>★4.4の高評価! RAV4オーナーによる本音のレビューはこちら
>>落ち着き始めたRAV4の中古車相場はこちら
>>脅威の残価率! RAV4のリセール価格はこちら
搭載されるパワートレインも、現行のセンチュリーとは異なり、LSなどに搭載されている3.5LのV6ハイブリッドになると見られます。
>>LSハイブリッドってどんな車? 価格・スペックはこちら
>>LSハイブリッドオーナーによる本音のレビューはこちら
>>LSハイブリッドの中古車相場はこちら
つまり、SUV版のセンチュリーは、セダン版のセンチュリーをリフトアップしたものと言うよりは、構造上はまったく別のモデルになると考えられます。
SUV版のセンチュリーを知る手がかりとなるのは、2023年2月のシカゴモーターショーで発表されたトヨタ「グランドハイランダー」です。
「GA-Kプラットフォーム」を採用しているグランドハイランダーは、全長5mを超える巨体を持つ3列シートSUVで、かつて日本では「クルーガー」の名前で販売されていました。
>>クルーガーってどんな車? 価格・スペックはこちら
>>★4.3の高評価! クルーガーオーナーによる本音のレビューはこちら
>>まだ買える!? クルーガーの中古車情報はこちら
>>クルーガーのリセール価格はこちら
日本におけるミニバンのような役割を果たすモデルであるため、センチュリーのSUV版との関連は薄いように思われますが、構造上はこのグランドハイランダーと共通する部分が多いようです。
もちろん、センチュリーのSUV版では後席のスペースを最大限確保するために2列シート仕様が採用される見込みです。また、内外装のデザインや装備についても、グランドハイランダーよりさらに上質なものとなることは確実です。
>>センチュリーってどんな車? 価格・スペックはこちら
>>センチュリーオーナーによる本音のレビューはこちら
>>極上車多数! センチュリーの中古車情報はこちら
ただ、センチュリーのSUV版とはいうものの、皇室や政府関係者が用いる別格の存在になるというよりは、トヨタブランドにおけるフラッグシップSUVという位置づけになると考えるのが適切なようです。
そのため、価格は1000万円前後になる可能性が高いと見られます。2008万円というセダン版のセンチュリーの車両価格と比べると大きな差がありますが、構造上はまったくの別物であることを考えると妥当なところと言えそうです。
現在、トヨタのラインナップのなかでは、「ランドクルーザー300」が最も高価なSUVとなっています。しかし、ランドクルーザー300は本格的な悪路走破性をもったクロスカントリー車であるため、ショーファーユースという点では、後席の快適性や静粛性の面で不利となります。
>>ランドクルーザー300ってどんな車? 価格・スペックはこちら
>>★4.4の高評価! ランドクルーザー300オーナーによる本音のレビューはこちら
>>新車が買えない! ランドクルーザー300の中古車情報はこちら
一方、クロスオーバーSUVとして登場した「クラウンクロスオーバー」や、都市型SUVの先駆けと言える「ハリアー」もフラッグシップモデルと呼ぶには、さまざまな点で物足りなさが残ります。
>>クラウンクロスオーバーってどんな車? 価格・スペックはこちら
>>★4.5の高評価! クラウンクロスオーバーのオーナーによる本音のレビューはこちら
>>高値で安定。クラウンクロスオーバーの中古車相場はこちら
>>ハリアーってどんな車? 価格・スペックはこちら
>>実際どうなの? ハリアーオーナーによる本音のレビューはこちら
>>高値で推移するハリアーの中古車相場はこちら
>>脅威の残価率! ハリアーのリセール価格はこちら
セダン版のセンチュリーを別格の存在とすれば、現在のトヨタのラインナップのなかで、ショーファーユースに耐えうるものは「アルファード」しかありません。ただ、ミニバンを嫌うユーザーも少なくないことから、SUVのフラッグシップモデルの登場が望まれていました。
>>アルファードってどんな車? 価格・スペックはこちら
>>実際どうなの? アルファードオーナーによる本音のレビューはこちら
>>高値で推移するアルファードの中古車相場はこちら
>>脅威の残価率! アルファードのリセール価格はこちら
センチュリーのSUV版は、そうしたポジションを担うモデルになると見られます。逆に言えば、セダン版のセンチュリーは、今後も別格の存在として独自の道を歩み続けることになりそうです。
>>センチュリーってどんな車? 価格・スペックはこちら
>>センチュリーオーナーによる本音のレビューはこちら
>>極上車多数! センチュリーの中古車情報はこちら
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
レクサス新型「本格ラグジュアリーSUV」発表! “450馬力”超えの「3列シート」採用モデル登場! 超パワフルな「高性能ハイブリッド」初搭載した“新型LX”加国発売!
“ツーリングもサーキットも楽しめる”スーパースポーツバイク! ヤマハ「YZF-R7 ABS」の2025年モデルは鮮烈なブルーとグレーが魅力です
いすゞ、新開発の2.2Lディーゼルエンジンを『D-MAX』と『MU-X』に搭載
トヨタWRCラトバラ代表、母国戦の勝田貴元に望むのは“表彰台”獲得。今季は1戦欠場の判断も「彼が本当に速いのは分かっている」
新型「“真っ黒”クロスオーバーSUV」発表! 初の「精悍ブラック仕様」&特別な“豪華内装”採用! 専用装備マシマシな「Cクラス オールテレイン」登場!
最新EVと環境への挑戦を体感! 第30回日本EVフェスティバル 11月23日
インフィニティ、フルサイズSUV『QX80』新型の購入者に新サービス…専任コーディネーターが対応
ホンダ「2列×6人乗り」小型ミニバンが凄い! まさかの「前席に3人並ぶ」斬新シート採用! 全長4.3mで「最高にちょうどいい」サイズの“エディックス”とは!
メルセデスAMG試乗付き宿泊プラン、1日1室限定…インターコンチネンタルホテル大阪
勝利をもたらす「招き猫」こと「BLUE LINK VICTORY CATS」の4名とは?「ANEST IWATA Racing with Arnage」をサポートするRAの素顔を一部ご紹介
角田裕毅、危うくアメリカ入国拒否!? 入国審査で別室へ……「着ていたパジャマの色が問題だったのかな?」
めちゃ“豪華インテリア”の新型「ミドルサイズSUV」発表! 大人気モデルが「全面刷新」で進化! 多彩なテクノロジーを搭載した新型「ティグアン」登場!
【クセ強だけど懐かしい】光岡、55周年記念車「M55ゼロ・エディション」発売。100台限定…ベースはあの車
「売れる車がない」なんて言わせない! 北米日産の大型SUV「アルマダ PRO-4X」が魅力的…価格も発表
新型「ティグアン」正式発売で注目集まる豪華装備とお値打ち度。世代遅れの兄弟「Q3」よりお買い得
メルセデスAMG「A45」に“最後の限定車”登場。2.0Lターボは421馬力も…価格は1000万円超え!!
ホンダの高級ブランドが新型SUV「ADX」を発表。クセ強め“アメリカン顔”の衝撃や背景とは?
北米レクサスが販売する3列SUV「TX」は何モノ!? “LBX顔”で実質650万円~…25年モデルに進化
【アルファード/ヴェルファイアはイヤ!】そんな人の選択肢になるかもしれない高級ミニバン「Vクラス」はどんなクルマなのか?
新たな仲間募集、JAFの給水素+給電カー、新型GR86の方向性…S耐最終戦で見えたトヨタと水素の現在地
【SUVだらけでお腹いっぱい】世間に流されず自分らしい車を探し出すための、愛車の「因数分解術」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!