レクサスの主力SUV! 新型「NX」試乗 4種類も用意されるパワートレーン、どれが推し?
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:篠原 晃一 170
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:篠原 晃一 170
クルマは現在、機能的な曲がり角の真っ最中だが、トヨタは世の中がどういう選択をしようとも引き続き自動車業界の主役を担う気満々で、得意のHV(ハイブリッド車)を軸にFCV(燃料電池車)、BEV(バッテリー車)、ICE(内燃エンジン車)と全方位で準備を怠らない。プレミアムブランドのレクサスにおいてもしかりで、2022年にBEV専用モデルを発売するのを皮切りに、25年までに10以上の電動車を発売すると明らかにしている。
同時に今日、明日を戦う商品のアップデートも抜かりない。この度、「RX」とともに売れ筋SUVとしてレクサスのグローバルの販売台数を下支えする「NX」をフルモデルチェンジした。ブランド初となるPHEV(プラグインハイブリッド)をはじめ、HVにICE2モデルと、実に4つものパワートレーンを一気に取りそろえ、累計約100万台を販売した初代を超えるヒットを目指す。長野県の高原リゾート、蓼科で行われた試乗会で4モデルに試乗した。
代との連続性を感じさせるデザインで、マイナーチェンジと言われれば納得してしまいそうな新型だが、実際には車台から一新されたフルモデルチェンジだ。企画担当者は「デザイナーには一切初代にとらわれることなく自由にデザインしてもらったが、結果としてひと目でNXの新型とわかるルックスになった」と述べる。
現行のトヨタ「RAV4」、「カムリ」に用いられ、トヨタで最も販売台数の多い車台である「GA-K」プラットフォームが用いられた。全長4660mm(初代に対し+20mm)、全幅1865mm(+20mm)、全高1660mm(+15mm)、ホイールベース2690mm(+30mm)とひとまわりサイズアップした。ライバルのメルセデス・ベンツ「GLC」やBMW「X3」と同程度のサイズだ。
従来、折れ曲がっていたスピンドルグリルは垂直となり、グリルの上端が車両の先端をなすデザインとなった。独立して配置されていたL字型のDRL(デイタイム・ランニング・ランプ)はヘッドライドユニット内に収められた。こっちのほうがずっといい。リアコンビランプは左右が連結されたデザインとなった。最近の流行を取り入れ、ブランドロゴはリアハッチ中央に。ボディ各部のエッジがよりシャープになり、タイヤの外径が720mmから740mmへと大径化するなど、随所に今っぽさを取り入れ、絶妙に初代を陳腐化させる巧妙なデザインだ。
従来2.5L HVの「300h」と2Lターボの「300」(旧200t)の2種類だったパワートレーンは、新型では2.5L PHEVの「450h+」、2.5L HVの「350h」、2.4Lターボの「350」、2.5Lの「250」という4種類に増えた。ざっくり言えばPHEVが純粋に追加され、HVは継続、ICEが高性能版と廉価版の2種類に分かれた。
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