新型MINIクラブマンに箱根で試乗。上級移行で走りはより大人っぽく
掲載 更新 carview! 文:佐野 弘宗/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:佐野 弘宗/写真:篠原 晃一
BMWミニが誕生してもうすぐ15年。熱狂的な支持者も多い。そのミニが年月を重ねて、買い替え需要が増すごとに「子供が生まれたので、もっと広いのがほしい」とか「○○の趣味をはじめたので、もっと荷物が入るミニを……」との声が大きくなるいっぽうだったことは、容易に想像がつく。これまではミニ・クロスオーバーがその役割の一端を担っていたが、やはりオーソドックスなハッチバックも必要と判断されたわけだ。
新型クラブマンのボディサイズは、まるで測ったかのようにVWゴルフと区別がつかない(いや、最大の競合車なのだから、実際に測ったのだろう)。全幅は1.8m! なんとも堂々たる体格である。
ちなみに、先代クラブマン比で全長290mm、全幅115mm、現行ミニ5ドア比で全長270mm、全幅75mm大きいが、ここで「伸ばした」とか「広げた」という表現はピンとこない。新型クラブマンは、旧型クラブマンとも、また現行の素ミニとも別物と考えたほうがいい。現代のクルマゆえに、目に見えない構造設計や部品レベルでの共用化は徹底しているだろうが、ボンネットフードを開けて眺めたエンジンルーム設計も、素ミニとはちょっと異なる。
※MINI クーパー クラブマン=全長4270×全幅1800×全高1470mm
ゴルフ TSI トレンドライン=全長4265×全幅1800×全高1460mm
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