新型MINIクラブマンに箱根で試乗。上級移行で走りはより大人っぽく
掲載 更新 carview! 文:佐野 弘宗/写真:篠原 晃一
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内外装の仕立てもミニそのものではあるが、素ミニとはちがう。全幅拡大に合わせて左右ヘッドランプも少し離れたことで、顔つきはどことなく“ゆるキャラ”を思わせる穏やかな表情になった。
ダッシュボードも別物で、幅広くなったセンターパネルは即座に気づく高級感である。そしてアームレスト一体のサルーンライクで立派なセンターコンソールは、ミニのイメージを覆す。
運転席環境がCセグとしてはアップライトかつコンパクトにまとまっているのは、素ミニの美点を受け継いだ部分だ。そこに2670mmというクラス最長級のホイールベースを組み合わせるおかげで、後席空間はクラスでも広いほうであり、荷室もクラス平均レベルを確保。クラブマンの室内空間には“ミニ=小さい、狭い”という常識はもはや当てはまらない。
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