カローラクロスは意外やハイブリッドよりガソリン車がおススメ!? 隙のない企画でヒットは確実か
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:市 健治 96
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:市 健治 96
車名に「クロス」が付くクルマが本当に増えた。末尾に付くパターンだけでも、「トヨタ ヤリスクロス」、「三菱 エクリプスクロス」、「VW Tクロス」。さてもう一車種は? 正解は三菱の軽自動車「ek X」。イーケークロスと読む。途中に含まれるパターンでは、「ミニ クロスオーバー」、「シトロエン C3 エアクロスSUV」と「C5 エアクロスSUV」、「DS DS3 クロスバック」、「DS7 クロスバック」。「スズキ クロスビー」という頭に付くパターンもある。そして最新のクロス仲間が「トヨタ カローラ クロス」だ。他にもあったらごめんなさい。
クロスには掛け合わせるという意味が込められていて、ハッチバックとSUVの掛け合わせであったり、クーペやカブリオレとSUVの掛け合わせだったりすることが多い。大径タイヤを装着したりフェンダーの縁を樹脂パーツで覆ったりして、ワイルドさを演出するのが“あるある”だ。カローラクロスもまさにそのパターン。加えてフロントグリルがボディと異なる色で縁取られるなど、加飾も多め。ダイレクトルーフレールも備わり、アウトドア・アクテビティが似合うスタイリングとなっている。
デザインコンセプトは「アーバン・アクティブ」という。都会的かつ活動的ということか。アーバンという言葉を好んで使うのもありがたがるのもサバーバン(郊外)育ちの人と相場が決まっている。僕自身がまさにそうだからよくわかる。つまりカローラクロスのデザインも流行りの要素を盛り込んでいるが、決して垢抜けていない。トヨタが最も得意とするカッコ良すぎないデザインだ。大衆車がカッコ良すぎると大して売れないことをトヨタは熟知している。
カローラ クロスはカローラスポーツ、セダン、ツーリングよりも大きい。史上最大のカローラだ。全長4490mm、全幅1825mm、全高1620mm。ホイールベースはスポーツ、セダン、ツーリングと共通の2640mm。先にアジア地域で発売された際、その姿が明らかになり「日本でも売られるのか!? 」と話題になったが、登場した日本仕様は巨大なフロントグリルをもつ海外仕様とはやや顔つきが異なり、グリル上部がガーニッシュの上品なデザインとなった。海外ほどラギッド(無骨な)な風貌が求められないだろうという社内の判断でそうなったようだ。
パワートレーンは2種類。HV(ハイブリッド)が他のカローラシリーズやプリウスと同じ1.8LエンジンとTHS(トヨタ・ハイブリッド・システム)IIの組み合わせで、最高出力98ps/5200rpm、最大トルク142Nm/3600rpm、システム最高出力は122psとなっている。WLTC燃費は26.2km/L。ICE(内燃機関車)は他のカローラシリーズと同じ1.8LエンジンとCVTの組み合わせで、同140ps/6200rpm、最大トルク170Nm/3900rpm。同燃費は14.4km/L。HVにのみ4WD(e-Four。同燃費24.2km/L)が設定される。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
ラリージャパンで競技区間進入の一般車、スタッフの制止振り切り検問突破していたことが明らかに。実行委員会は被害届を提出予定
ラッセル、予想外のポールポジションに歓喜。コースイン遅らせる判断が奏功「フロントロウの自信はあったけどね!」
中型トラックの枠を超えた「超過酷仕様」!フォード レンジャー スーパーデューティ、2026年発売へ
なんじゃこの「付け髭」感! デザイナーの意思をガン無視した「5マイルバンパー」はアリかナシか?
超イケてる新型ムラーノをデザインのプロが分析! 個性を主張する「デジタルVモーション」の使いすぎには要注意
女性チームのアイアン・デイムスがポルシェにスイッチ。LMGT3初年度はランボルギーニを使用
角田裕毅、ラスベガスで躍動し予選7番手「ミスター・ガスリーには離されたけど……アタックには満足。良いフィードバックもできている」
まるで「“ミニ”フェアレディZ」!? 全長4.1mの日産「コンパクトクーペ」が斬新すぎる! 短命に終わった「NXクーペ」とは?
【ラリージャパン 2024】開幕!! 全行程1000km、SSは300kmの長く熱い戦い
「日産 GT-R プレミアム エディション Tスペック」は、諦めない!不屈の国産スポーツカー、未だ一級品の証し【新型車試乗】
AM放送が聴けない「電気自動車」が数多く存在! FMラジオは搭載されているのになぜ?
ヤマハがNetflixアニメ用に未来のレースマシン「Y/AI」をデザイン、実物大モデルも
現行型が今も販売好調な「フォレスター」だが、日本のユーザーが選ぶべきは…やはり新型である理由
800万円は高いか安いか!? レトロ風で最新の安全装備充実!ミツオカ創業55周年記念車「M55」発表
【3分でわかるモデル解説】なんとなくMINIがほしいけど、どれを買えばいいか迷ってしまう初心者へ
【クセ強だけど懐かしい】光岡、55周年記念車「M55ゼロ・エディション」発売。100台限定…ベースはあの車
「売れる車がない」なんて言わせない! 北米日産の大型SUV「アルマダ PRO-4X」が魅力的…価格も発表
新型「ティグアン」正式発売で注目集まる豪華装備とお値打ち度。世代遅れの兄弟「Q3」よりお買い得
メルセデスAMG「A45」に“最後の限定車”登場。2.0Lターボは421馬力も…価格は1000万円超え!!
ホンダの高級ブランドが新型SUV「ADX」を発表。クセ強め“アメリカン顔”の衝撃や背景とは?
北米レクサスが販売する3列SUV「TX」は何モノ!? “LBX顔”で実質650万円~…25年モデルに進化
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!