CLA海外試乗。メルセデスの新型4ドアクーペ
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:メルセデス・ベンツ日本
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:メルセデス・ベンツ日本
とてもインパクトある走りを見せつけるCLAだが、最大のトピックはスタイリングやデザインだろう。
Cセグメントはこれまでハッチバックが中心だったが、今後のアメリカや中国市場での販売を考えた時にサルーンは必須で、この辺りはライバルのアウディA3も既にスタンバっている状況でもある。
そうした中にあってメルセデス・ベンツはこのCLAに、プチCLS的な4ドアクーペ風味をまぶして世に送り出した。実際に目の前にするとなるほどこれは魅力的なフォルムである。流麗なルーフラインやウインドーとの関係によって、後席のドアノブがちょっと開けづらい位置にあるし、後席は身長168cmの僕だと明らかに頭が触れる。けれど、そうした部分を割り切ってつくり上げたこのカッコはイマドキの自動車に求められている“スタイル”を見事に具現化している。
しかもこのボディ、最高でCD値0.22、通常でも0.23という超エアロボディなのもポイント。単にスタイリッシュに磨きをかけただけでなく、市販車では最高レベルの空力をシレッと盛り込むマジメさが、メルセデス・ベンツらしい部分かもしれない。
CLAを見て、「メルセデスも変わったナ」という訳知りのセリフをつぶやく人は少なからずいるだろう。そんな人には言ってあげたい。「いま、メルセデスは良い意味で、大きく変わりつつあるのだ。そしてこの変化こそが、いつの時代もメルセデス・ベンツをメルセデス・ベンツたらしめる最大の理由なのだ!」と。
「最善か無か」というかつてのキャッチコピーに照らして、これは無だ、と判断する人もいるかもしれない。しかし最善か無か、という思想と哲学も現代の自動車とそれを取り巻く世の中の生活の中では、大きく変化していく。むしろかつては無とされていたものが、現時点での最善ということだってある。そう考えるとCLAは、まさに新たな波を感じさせるメルセデス・ベンツである。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
スズキ初のバッテリーEV「eビターラ」発表!新開発の専用プラットフォームを採用、発売は2025年予定
スズキが初のバッテリーEV「eビターラ」を欧州で初公開。2025年夏ごろから販売開始予定
【角田裕毅F1第21戦分析】スプリント後のマシン変更で好転。追い抜きは叶わずも「ウエットタイヤの判断はよかった」
バレンティーノ・ロッシ、待望のLMDh初ドライブに「ABSがないのがいい」と満悦。好タイムには“秘密”も
ヘッドライトをガッチリ保護!ダートフリークからホンダ CL/レブルシリーズに適合する「ZETA RACING ヘッドライトガード」が登場
懐かしのエンジン音と希少車体験…昭和レトロカー万博2024 11月30日
京都の無料高速が「異例の有料化」 2025年4月から全車種対象 料金収入は何に使う?
BMW『R18』をリコール…最悪の場合、火災になるおそれ
日産が新型「“高級”SUV」世界初公開! 450馬力超え「V6」&超豪華「荷室」搭載! 赤なホイールが超カッコイイ「オートグラフ ラウンジ」米で登場へ
ヤマハが見た夢「OX99-11」とは? F1エンジンをデチューンしてロードカーに搭載…ロンドンでの初公開ではジョン・ワトソンがドライブ【クルマ昔噺】
K3 ウォータープロテクトシリーズからシートバッグ WP01 が登場! キジマが新製品情報「KIJIMA NEWS EXPRESS」11月号を公開
今年のお得な30日間「決算キャンペーン2024」をバイク王が11/30まで実施中
【トヨタ版の噂も】スズキ初のBEV「eビターラ」は多面体ボディと先進内装でBEV市場を席捲するか
あの「250」のオープンが想像以上にゴツカワ! トヨタが本気を出した「ランクルROX」の大量画像
【かっこいいぞ…】アウディ新型「A5」&「S5」公開! 実質A4の後継モデルはファストバックの5ドアとワゴンを設定
現行マツダ唯一のロータリーエンジン搭載モデル「MX-30」がマイナーチェンジ 価格は293万円から
レクサスの歴史的象徴「LS」が売れない3大要因と、次期型が“ふつうのセダン”にならない理由
“50位圏外”でスランプ続く「CX-60」。モデル末期「CX-5」と総合力ではどちらを買うべき?
白熱の王座争い!! 国内二大レースのSUPER GTとSF、最終盤の見どころと観戦時のポイントを解説
【最安グレード追加】レクサス最小SUV「LBX」に“エレガント”新設定 価格は420万円から
【まだお先は真っ暗?】もはや日本じゃ売れる気がしないBEV…やはり初心者のボクらには無理ゲーなのか
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!