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CLA海外試乗。メルセデスの新型4ドアクーペ

A/Bクラスと異なる独自のリアサスペンション

そんなCLAの新しさを語る前に、まずはプロファイルを。

CLAの基本的なメカニズムはAクラスに準じている。搭載されるエンジンはA/Bクラス同様に1.6Lと2.0Lの直噴ターボの2本立て。組み合わされるトランスミッションは全てツインクラッチの7G-DCTとなる。このプラットフォームを使うAやBクラスに共通するドライブトレーンだ。

しかしCLAでは、これまでのA/Bクラスに存在しなかった4MATICと呼ばれる4WDが加わったのがトピック。これはメルセデスとしては初のFFベースの4MATICで、システム的にはいわゆるスタンバイ式の4WDとなる。

この4MATICは7G-DCTのトランスミッションケース内に、リアアクスルへのパワー伝達を行なうPTUと呼ばれる機構を内蔵するユニークな構造。これに加えてリアアクスルに電子油圧制御式多板クラッチを置くなどして小型軽量化を図っているのがポイントだ。

そしてこのCLAにおけるA/Bクラスとの最も大きな違いとなるのが、リアのサスペンション構造である。CLA独自の特徴として、Aクラスでは固定されていたリアのアクスルキャリアを分離して、そこにブッシュを入れた。これによって路面からの入力に対してクッションができるため、快適性の向上が図られているというわけだ。

このプラットフォームは、Bクラスで初めて用いられ、その後にAクラス、そして今回のCLAで採用される。正直、最初にBクラスを試乗したときには完成度に疑問を感じたが、モデルが進むたびに進化し、洗練され、今回のCLAではついに「これを狙ったのか」と思える領域に到達したといえる。それをして僕は、「メルセデス・ベンツがついに、FFの新境地を開拓した」と表現したいほど。では早速次のページでそれを報告しよう。

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