2代目の新型アウディQ7。日本導入予定の3.0L V6にドイツで試乗
掲載 更新 carview! 文:石井 昌道/写真:アウディ ジャパン
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MLB evoプラットフォームの新型Q7は、軽くなって運動性能や燃費が向上しただけではなく、あらゆる面で洗練されていた。その静粛性の高さ、滑らかな乗り心地、上品な疾走感など、高級車度合いが桁違いにあがったのだ。今後の縦置きエンジンのアウディ車は、車種によって味付けは違うだろうが、洗練された乗り味を実現できるはずだから期待がもてる。
ちなみに、最初に日本導入となる新型Q7は2種のガソリン車だが、しばらくするとプラグイン・ハイブリッドのe-tronも導入されるという。EV航続距離は約50km。2.0TFSIとの組み合わせでNEDC(欧州モード燃費)は2.5L/100km(40km/L)となる。
A3 e-tronとシステムは同様だが、カーナビに目的地を入力すると、道路の速度域や勾配などから最適な燃料消費となるよう自動的にモードを切り替えていくプレディクティブ エフィシェンシー アシスタントが興味深い。ある時はバッテリー容量を減らさないホールドモードを使いつつ、目的地でバッテリーがほぼ下限になるよう適宜EVモードで走ったりするのだ。静粛性を大いに高めた新型Q7にとって、プラグイン・ハイブリッドはじつにマッチングのいいパワートレーンとも言えるだろう。
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