レクサス コンパクトSUV「UX」の特徴や評価を解説。新モデル誕生の予定も?【購入ガイド】
掲載 carview!
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コンパクトSUVは、優れた走破性と快適性だけではなく、街乗りでの利便性や運転のしやすさも兼ね備えています。レクサスのコンパクトSUV「UX」は、さらに高級感と美しさも兼ね備えた上質なモデルのため、購入を検討している方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、レクサスのコンパクトSUV「UX」のスペックや特徴を紹介します。発売の可能性がある新モデルの最新情報も紹介しますので、参考にしてください。
一般的なSUVは迫力のあるデザインと大きな車体が特徴ですが、近年は街乗りでも運転しやすいコンパクトサイズのモデルも人気です。2022年9月現在、レクサスでは「UX」というコンパクトSUVが販売されています。
ここでは、「UX」の特徴、グレードラインナップについて解説しますので、参考にしてください。
レクサス「UX」は、2018年11月に誕生した都会派コンパクトクロスオーバーです。2022年7月にはマイナーチェンジした新型が発売されました。
力強さと俊敏な走りを想起させるスタイル、ドライブの高揚感を楽しめるコックピット、優れた操舵性と安定性での上質な乗り心地が魅力です。
ハイブリッドモデルの「UX250h」とガソリンモデルの「UX200」、特別仕様車の「Graceful Explorer」と「F SPORT Emotional Explorer」のラインナップがあります。
UXは、ハイブリッド「UX250h」と、ガソリン「UX200」の2モデル展開です。それぞれベースグレード、中間グレード「version C」、上級グレード「version L」、スポーティーグレード「F SPORT」の4グレードが用意されています。
さらに特別仕様車も2種類ラインナップされているため、選択肢は豊富です。
ハイブリッド | ガソリン |
---|---|
・UX250h ・UX250h”version C” ・UX250h”F SPORT” ・UX250h”version L” ・UX250h 特別仕様車”Graceful Explorer” ・UX250h 特別仕様車”F SPORT Emotional Explorer” | ・UX200 ・UX200”version C” ・UX200”F SPORT” ・UX200”version L” ・UX200 特別仕様車”Graceful Explorer” ・UX200 特別仕様車”F SPORT Emotional Explorer” |
UXは、2022年7月7日のマイナーチェンジでボディ剛性の強化や走りの深化、予防安全技術の機能を拡充させています。2種類の特別仕様車も追加されているため、新しくなったUXの機能が気になる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、UXの基本スペックや特徴、価格について紹介します。ユーザーレビューも紹介するので、参考にしてください。
パワートレインによる違いは、駆動方式のラインナップと装備品による車両重量です。ガソリンモデルは2WDのみ、ハイブリッドモデルには2WDとAWD(E-Four)があります。
グレード | UX250h | UX200 |
---|---|---|
車体サイズ 全長×全幅×全高(mm) | 4,495×1,840×1,540 | 同左 |
室内サイズ 長さ×幅×高さ(mm) | 1,830×1,530×1,170 | 同左 |
車両重量(kg) | 1,550~1,640 | 1,470~1,500 |
最小回転半径(m) | 5.2 | 同左 |
駆動方式 | 2WD/E-Four | 2WD |
搭載された直列4気筒2.0Lの直噴エンジンは、優れた動力性能と環境性能を両立しています。高回転域までスムーズに回り、爽快な加速フィーリングを楽しめるでしょう。
また、ボディの高剛性化と低重心化が追及されたGA-Cプラットフォーム、ねじり剛性を高めたコラムアシスト式電動パワーステアリングなどの採用によって、高い操舵応答性と上質な乗り心地が実現されました。
パワートレイン | ハイブリッド | ガソリン |
---|---|---|
エンジンの種類 | 2.0L 直列4気筒+モーター | 2.0L 直列4気筒 |
燃料消費率 WLTCモード(km/L) | 21.6~22.8 | 16.4 |
UXには、世界トップレベルの先進安全技術「Lexus Safety System+」が搭載されています。
単眼カメラとミリ波レーダーの性能向上によって、「プリクラッシュセーフティ」や「レーダークルーズコントロール」「レーントレーシングアシスト」や「先行車発進告知機能」などの運転支援時に安心感のある車両挙動が追及されています。
また、2022年のマイナーチェンジでは、大型化・高解像度化した最新のマルチメディアシステムの採用、インパネやコンソール周辺の形状やスイッチレイアウトの最適化により、室内の使い勝手が向上されました。
エクステリアは、縦方向に厚みをもたせた安心感のあるボディとGA-Cプラットフォームの採用による低重心、タイヤの大経化によってスポーティーに仕上がっています。
インテリアは、低いドライビングポジションとステアリングを中心に配置した操作系、インパネの上部からフード・ディフェンダーへ内外が連続するような造形で、ドライビングの高揚感と視覚的な開放感が楽しめるデザインです。
フロントシートには、伝統的な刺繍技法「刺し子」をモチーフにしたステッチが採用されました。
また、F SPORTには専用のシートやステアリング、メーターが採用されており、スポーティーさを強調する内外装になっています。
UXは、レクサスの中では比較的購入しやすい価格のモデルです。しかし、他メーカーのコンパクトSUVと比較すると高額な買い物になるため、少しでもお得に購入したい方は中古車市場でお得な車両を探しましょう。
現行モデルの新車価格と現在の中古車相場は、下記を参考にしてください。
パワートレイン | ハイブリッド | ガソリン |
---|---|---|
新車価格 | 435万9,000円~553万3,000円 | 400万3,000円~491万2,000円 |
中古車相場 | 319万9,000円~596万円 | 同左 |
(2022年9月27日時点の情報です)
carview!のユーザーレビューから「UX」の評価を見てみると『乗り降りしやすく、シート高の調整幅も大きいです。』や『遮音性は素晴らしい。室内は非常に静か。』など、乗り心地の良さを評価する声が多くありました。
また『GA-Cプラットフォームの高剛性・低重心化により、軽快かつフラットで質感の高いドライブフィールです。』と、走行性能の高さも高評価です。
他にも『コンフォートさとスポーティーな乗り味とのバランスが気に入っています。走りの場面に応じて、両者の優れた点をそれぞれ感じることができます。』などの声もあり、総合的に満足している方が多くいました。
レクサス「UX」は、国内のコンパクトSUVと比べると少し大きめのサイズです。グローバルブランドの観点から見ると十分にコンパクトですが、近年は小型SUVの需要が高まっていることもあり、レクサスでも5ナンバーサイズのSUV誕生が期待されています。
ここでは、発売が発表された欧州トヨタの新型コンパクトSUVの情報と、レクサス版モデル発売の可能性について解説しますので、参考にしてください。
2022年4月、欧州トヨタではAセグメント唯一のクロスオーバーSUV「Aygo X(アイゴクロス)」の発売を発表しました。Aygo Xは、独特のバイトーンペイントや台形のフォルムが特徴の個性的なデザインです。
2005年に発売されたコンパクトカー「Aygo」よりも着座位置が高くなったことによる視認性の向上や、地上高の増加による存在感と安心感が増したことも特徴です。
Aygo Xは「ヤリスクロス」同様にGA-Bプラットフォームが採用されたモデルです。ヤリスクロスよりひと回り小さいサイズではありますが、フロントのトレッドに関してはAygo Xが少し広く、ワイドなスタイルとなっています。
それぞれのスペックは下記を参考にしてください。
モデル | ヤリスクロス | Aygo X |
---|---|---|
車体サイズ 全長×全幅×全高(mm) | (4,180~4,185)×1,765×(1,580~1,590) | 3,700×1,740×1,525 |
最小回転半径 | 5.3 | 4.7 |
ホイールベース | 2,560 | 2,430 |
Aygo Xの発売に伴い、レクサス版の発売も期待されています。2015年にジュネーブモーターショーでウルトラコンパクトクラスのコンセプトカー「LEXUS LF-SA」が出展されたことに加えて、近年のコンパクトSUV人気が理由と言えるでしょう。
出展された「LEXUS LF-SA」は全長3,450×全幅1,700×全高1,430mmで、Aygo Xよりもコンパクトなモデルです。実用性の面で少しサイズが大きくなることを考えると、ヤリスクロスと同等のモデルが想定されます。
トヨタ自動車は「LBX」という名称を商標登録しているため、レクサスブランドからコンパクトSUV「LBX」が発売される可能性も十分に考えられるでしょう。
コンパクトSUVの人気が高まっている現在、レクサス「UX」の需要も増えています。しかしレクサスの中では比較的お得であっても、他メーカーと比較すると高額であることには変わりありません。
そこでここでは、お得に購入できる他メーカーのおすすめコンパクトSUVを紹介します。購入を検討している方は参考にしてください。
ヴェゼルは、美しいクーペプロポーションと「Honda SENSING」搭載の高い安全性能が魅力です。ガソリンモデルとe:HEVモデル、FFと4WDのラインナップがあります。
車体サイズと中古車相場は下記を参考にしてください。
車体サイズ 全長×全幅×全高(mm) | 4,330×1,790×1,580~1,590 |
---|---|
新車価格 | 227万9,200円~329万8,900円 |
中古車相場 | 179万9,000円~449万9,000円 |
(2022年9月27日時点の情報です)
ヤリスクロスは、SUVらしい力強さとスタイリッシュさを組み合わせた存在感のあるモデルです。自由度の高いシートアレンジで室内空間を有効的に使えることや、ガソリンとハイブリッドを選べること、先進の安全性能の搭載も魅力となっています。
車体サイズと中古車相場は下記を参考にしてください。
車体サイズ 全長×全幅×全高(mm) | 4,180~4,185×1,765×1,580~1,590 |
---|---|
新車価格 | 189万6,000円~293万6,000円 |
中古車相場 | 179万8,000円~401万5,000円 |
(2022年9月27日時点の情報です)
CX-3は、マツダ独自の鼓動デザインが採用された美しく精悍なスタイルが特徴です。先進の車両構造技術「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE」の採用による乗り心地の良さも魅力があります。ディーゼルエンジンがラインナップされていることも特徴です。
車体サイズと中古車相場は下記を参考にしてください。
車体サイズ 全長×全幅×全高(mm) | 4,275×(1,765~1,780)×1,550 |
---|---|
新車価格 | 192万5,000円~281万500円 |
中古車相場 | 66万8,000円~317万9,000円程度 |
(2022年9月27日時点の情報です)
XVは、スバルグローバルプラットフォームの採用とアイサイト搭載による安全性能、シンメトリカルAWDやX-MODEによる走行性能の高さが魅力です。ガソリンエンジンとe-BOXERのラインナップがあります。
車体サイズと中古車相場は下記を参考にしてください。
車体サイズ 全長×全幅×全高(mm) | 4,485×1,800×1,550 |
---|---|
新車価格 | 220万円~295万9,000円 |
中古車相場 | 122万8,000円~345万円 |
(2022年9月27日時点の情報です)
レクサスのコンパクトSUV「UX」は、コンパクトながらSUVとしての優れた走破性と上質感のある室内空間が魅力です。少し高額ではありますが、ユーザー評価も高いためコスパの良いモデルであることが分かります。
現在レクサスではコンパクトSUVのラインナップは「UX」のみですが、欧州トヨタが新モデルの発売を発表したように、レクサスでも新型コンパクトSUVが発売され、選択肢が増える可能性もあるでしょう。
今後の発表に期待しつつ、他メーカーのコンパクトSUVもチェックしながら自分に合うモデルを見つけてください。
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