2025年7月
■2025年7月
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、ランドローバーの「ディフェンダー」にマイナーチェンジを施した2026年モデルの受注を2025年7月15日に開始した。
2019年に日本導入された現行モデルとしては初のマイナーチェンジとなる2026年モデルでは、プラグインハイブリッド車(PHEV)を導入したのが最大のニュース。2.0リッター直4ターボガソリンエンジンに電動モーターを組み合わせ、システム最高出力221kW(300PS)、システム最大トルク625Nmを発生するという。PHEVモデルは「110 Xダイナミック SE P300e」と「110 Xダイナミック HSE P300e」の2グレードが設定されている。
内外装も見直され、エクステリアはフロントバンパーとフロントランプのデザインを刷新し、新しいテクスチャパターンのボンネットインサートとサイドベントを採用。テールランプも凹凸をなくしてフラッシュサーフェス化している。また、ボディカラーには新色のウールストーングリーンメタリック、サルガッソブループレミアムメタリック、ボラスコグレイメタリックを追加した。インテリアでは、13.1インチのタッチスクリーンインフォテインメントディスプレイを採用して、視認性と操作性の向上を図っている。
装備面では、路面に応じて車速を微調整し、操縦性を最大限に高めるというアダプティブオフロードクルーズコントロールを「X」と「V8」に設定。また、ソフトクローズテールドアを全グレードに標準で装備した。
その他、2025年モデルで完売した「オクタ」を2026年も引き続きラインナップ。さらに、ボディカラーに「ナルヴィックブラック」を採用し、30にもおよぶパーツをグロスブラックやサテンブラックで仕上げた「オクタブラック」も追加設定されている。
■2025年9月
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、ランドローバーの「ディフェンダー」に特別仕様車「TROPHY EDITION CURATED FOR JAPAN(トロフィーエディション キュレーテッド フォー ジャパン)」を設定して、2025年9月4日から100台限定で受注を開始した。なお受注は同年9月16日までとなっている。
ランドローバーは、同年6月に新たなグローバル・アドベンチャー・コンペティション「DEFENDER TROPHY(ディフェンダートロフィー)」の開催を発表。このコンペティションは過去に実施された「トロフィー」や「チャレンジ」といった伝説的なオフロードチャレンジにインスピレーションを得たもので、開催を記念した特別仕様車が「トロフィーエディション」だ。 このモデルをベースに、独自に日本向けに装備を追加したのが「キュレーテッド フォー ジャパン」となる。
ボディカラーは、過去のチャレンジコンペティションを象徴する黄色を現代的に解釈したディープサンドグローイエローと、「ディフェンダー」の故郷である英国の田園地帯をイメージしたケズィックグリーンの2色を設定。インテリアには、エボニーウィンザーレザーシート(エボニーインテリア)を採用している。
装備面では、TROPHY EDITION ボンネットデカールやTROPHY EDITION バッジなどの「トロフィーエディション」専用装備に加えて、オールテレインプログレスコントロール(ATPC)やテレインレスポンス 2を備えたアドバンスドオフロードパック、電子制御エアサスペンション、エクスペディションルーフラックやレイズドエアインテークなどの専用アクセサリーを備えている。
■2025年10月
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、ローバーの旧型「ディフェンダー」をベースとした特別仕様車「CLASSIC DEFENDER WORKS V8 MUROMACHI EDITION(クラシックディフェンダー ワークスV8 ムロマチエディション)」を発表。2025年10月29日に受注を開始した。「90」と「110」に設定され、各1台ずつ計2台が販売される。
今回の特別仕様車は、先代ディフェンダーをドナー車両として、レストアした後、日本でランドローバーが事業展開を開始してから75周年を記念して仕立てたモデル。1950年に「ランドローバー・シリーズI」を初めて日本に輸入した「日本エンジニアリング」があった東京の日本橋室町2丁目2番地にちなんだ「ムロマチ」の名を冠している。
ボディサイズは「90」が全長3894mm×全幅1790mm×全高1968mm、「110」が全長4639mm×全幅1790mm×全高2021mm。パワートレーンはいずれも、最高出力405PS、最大トルク515Nmの5.0リッターV8ガソリンエンジンに8速ATを組み合わせている。
エクステリアには、「シリーズI」に装備されていた輸入車用シャシープレートから着想を得て、バーミンガム最古の宝飾店が専用に作り上げた真鍮の各種バッジ(LAND ROVERバッジ、MUROMACHIロゴ、WORKS V8バッジ)が施されている。また、ボディと同色のヘリテージメッシュグリルやナルヴィックブラックのスチールホイール、ブラックアルマイト仕上げのエクステリアドアハンドル、ブラックの金具類などを装備した。
インテリアには、ブリッジ・オブ・ウィアー社が手掛けたチョコレートブラウンのセミアニリンレザーを採用。シルバーアルマイトのドアハンドルとサテンブラックのファブリックルーフフレームを合わせ、時代を超越した日本の伝統芸術とデザインを表したという。
ボディカラーは、本モデルのために特別に開発されたムロマチヘリテージニュートラルグレイを採用。ルーフカラーは「90」がチョコレートブラウンファブリック、「110」がブラックとなる。90のルーフはソフトトップ仕様で、折りたたみ式ルーフのデザインは、2016年に生産が終了した最後の「ディフェンダー」に装着されていたファブリックルーフをモチーフにしたものだそうだ。本格的なタイダウンとウェビングが備わり、サイドとリア部分はジッパーを開いて巻き上げてオープンエアドライビングをすることができるが、その際でも風雨からもある程度保護されるようになっている。また、高速走行時にルーフをしっかりと固定できるよう、タイダウンポイントが追加されている。
なお、「ランドローバークラシック」は2012年から2016年の間に生産されたドナー車両を使用し、入念にレストア、リデザイン、アップグレードをしたという。「ムロマチエディション」も程度の良い中古車をベースに、車両を分解した後、新しい部品を使用して新車と同じように組み立てられ、アイバッハ製カスタムスプリングとビルシュタイン製ダンパー、改良型アンチロールバー、再設計されたリサーキュレーティングボールステアリングシステム、改良型アルコン製ブレーキなどのサスペンションシステムが搭載されている。
■2025年12月
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、ランドローバーの「ディフェンダー」の商用モデル「ハードトップ」を新たに導入して、2025年12月11日に受注を開始した。
今回導入された「ハードトップ」は、1950年代の初代「ランドローバー シリーズI」に設定されていた商用モデル「ハードトップ」の名を受け継ぎ、「ディフェンダー史上最も高い堅牢性と実用性を備えて復活」と謳うモデルだ。最高出力258kW(350PS)、最大トルク700Nmの3.0リッター直6ディーゼルターボエンジンに電動モーターを組み合わせたマイルドハイブリッドの「ディフェンダー110」をベースに、2人乗り仕様にして、乗員スペースと荷室を仕切る固定式フルハイトパーティションを装備。最大2059リットルのラゲッジスペースを確保したという。さらに、フルフラットのラバーマットや、後部アンダーフロアストレージスペース(58リットル)、前席にも施錠可能で照明付きの大容量のアンダーフロアストレージスペース(155リッター)を備え、積載効率を高めたビジネスユースに最適な設計と紹介されている。
■2026年1月
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、ランドローバーの「ディフェンダー」に日本限定の特別仕様車「75+ EDITION(セブンティファイブ プラス エディション)」を設定して、2026年1月28日から300台限定で受注を開始した。
今回発売された「75+エディション」は、「ランドローバー シリーズⅠ」が日本へ初上陸して75周年を記念したモデルだ。「75+」という車名には、これまでの75年の歴史と進化、そして未来への希望を“+(プラス)”に込めたと紹介されている。テールドアには、ブランドの歴史と革新性を視覚的に表現した「75」を意味するローマ数字「LXXV」を象徴的にあしらった専用ロゴバッジを施している。斜めに交差するラインや立体的なフォルムが日本の伝統工芸である折り紙を想起させ、さらに、情熱と格式を象徴する朱色を基調としたカラーリングで、日本限定モデルならではの造形美と特別感を際立たせたデザインに仕上げたという。また、センターコンソールには、「75+ EDITION」の文字を刻んだメタルバッジを装備した。加えて、コールドクライメートパックやエアサスペンションパックをはじめとする人気オプションを標準で備えている。
ボディカラーは、2026年モデルから追加になったウールストーングリーン(メタリック)に加え、サントリーニブラック(メタリック)、カルパチアングレイ(プレミアムメタリック)の全3色を設定。インテリアは、エボニーまたはキャラウェイウィンザーレザーシートを用意している。