本当に「欲しい!」と思える1台――進化型GRヤリスに試乗。新旧比較でその真価を体感した
掲載 更新 carview! 文:山田 弘樹/写真:トヨタ自動車 10
掲載 更新 carview! 文:山田 弘樹/写真:トヨタ自動車 10
対して期待の「Direct Shift 8速AT」は、まず何より運転しやすかったのが印象的だった。
その変速スピードはAT内部の変速用クラッチに高耐熱摩擦材を採用し、ソフトウェアを改良することで、確かにDCT並となっていた。操作もパドルシフトだから、運転に集中できる。慣れれば左足ブレーキだって、使えるようになるだろう。
また筆者は少ない周回数ゆえにMTモードで固定してしまったが、ATモードではドライバーのペダル操作から状況を判断して、不要なシフトアップを避けギアを固定させたりするのだという。
ただ正直なことを言うと8速ATのクロスレシオが、6速MTに加速で大きな差を付けている感じはしなかった。ターボエンジンの特性にマッチするのか、6速MTの加速は息が長く、体感的には同じくらい速いのだ。
さらにマニュアルシフトのタッチが素晴らしく(ここに変更はないはずなのだが、良くなっていると感じた)、運転が抜群に楽しい。当日はタイム計測をしたわけではなく、天候が刻々と変わる状況だったから、これは改めてドライ路面でじっくりと比べてみたい。
現行モデルと大きな差を感じたのは加速性能だ。
袖ケ浦フォレストレースウェイの3コーナーからの登りセクションなどはその典型で、同じグループで走る進化型に追いつこうと、現行モデルでアクセルを全開にしても、こちらが二人乗車だったこともあるが、その差は目に見えて開いていった。
ただ現行モデルも、ヘビーウェット路面だとそのコントロール性はかなり良好だった。若干足周りのしなやかさには欠けたが、荷重が大きく掛からない状況だとその剛性差が現れにくいのだと思う。とはいえより質感が高く、動きに角がないのは断然進化型だ。
>>合言葉は「壊してくれてありがとう」。レースで鍛えられた新型GRヤリスの過激すぎる進化の中身
>>GRヤリスの価格・スペック詳細はこちら
>>新型GRヤリスの気になる点は? みんなの質問はこちら
>>GRヤリスのユーザーレビュー・専門家の評価はこちら
>>GRヤリスの中古車情報はこちら
>>乗り換え時はいくらに? GRヤリスのリセール価格はこちら
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
メルセデス・ベンツの『GLE』系と『GLS』にオンライン先行受注にて“Edition Black Stars”を設定
ラリージャパン2024“前夜祭”が豊田市駅前で開催。勝田貴元らが参加のサイン会とパレードランが大盛況
フランス人スター選手と一緒の気分? 歴代最強プジョー 508「PSE」 505 GTiと乗り比べ
セカオワが「愛車売ります!」CDジャケットにも使用した印象的なクルマ
トヨタWRCラトバラ代表、母国戦の勝田貴元に望むのは“表彰台”獲得。今季は1戦欠場の判断も「彼が本当に速いのは分かっている」
メルセデスAMGが待望のWEC&ル・マン参入! アイアン・リンクスと提携、2025年LMGT3に2台をエントリーへ
TCD、モータースポーツ事業を承継する新会社『TGR-D』を2024年12月に設立へ
ウイリアムズとアメリカの電池メーカー『デュラセル』がパートナーシップを複数年延長
“650馬力”の爆速「コンパクトカー」がスゴイ! 全長4.2mボディに「W12ツインターボ」搭載! ド派手“ワイドボディ”がカッコいい史上最強の「ゴルフ」とは?
フェラーリ育成のシュワルツマンが陣営を離脱。2025年はプレマからインディカーに挑戦
スバルBRZに新たな命を吹き込む 退役軍人のセカンドキャリアを支援する英国慈善団体
オープンカー世界最速はブガッティ!「ヴェイロン」より45キロも速い「453.91km/h」を樹立した「W16ミストラル ワールドレコードカー」とは?
【クセ強だけど懐かしい】光岡、55周年記念車「M55ゼロ・エディション」発売。100台限定…ベースはあの車
「売れる車がない」なんて言わせない! 北米日産の大型SUV「アルマダ PRO-4X」が魅力的…価格も発表
新型「ティグアン」正式発売で注目集まる豪華装備とお値打ち度。世代遅れの兄弟「Q3」よりお買い得
メルセデスAMG「A45」に“最後の限定車”登場。2.0Lターボは421馬力も…価格は1000万円超え!!
ホンダの高級ブランドが新型SUV「ADX」を発表。クセ強め“アメリカン顔”の衝撃や背景とは?
北米レクサスが販売する3列SUV「TX」は何モノ!? “LBX顔”で実質650万円~…25年モデルに進化
【アルファード/ヴェルファイアはイヤ!】そんな人の選択肢になるかもしれない高級ミニバン「Vクラス」はどんなクルマなのか?
新たな仲間募集、JAFの給水素+給電カー、新型GR86の方向性…S耐最終戦で見えたトヨタと水素の現在地
【SUVだらけでお腹いっぱい】世間に流されず自分らしい車を探し出すための、愛車の「因数分解術」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!