【気付ける?】バッテリーから見た目、走りまで…三菱「アウトランダー」の改良が“フルモデルチェンジ級”だった
掲載 carview! 文:編集部/写真:三菱自動車 35
掲載 carview! 文:編集部/写真:三菱自動車 35
最後に今回新たに投入された「ダイナミック・サウンド・ヤマハ」についても記しておこう。筆者は音楽に関し全くの素人なので詳細は関連記事に譲るが、筆者のような素人でも明確に良さが分かるレベルだった。
従来モデルでもBOSE製のプレミアムオーディオを選ぶことができ、こちらも十分(むしろさすがBOSE)なクオリティだったのだが、ヤマハは楽器メーカーだけあって楽器の音1つ1つがよりクリアに聞こえてきて、音の厚みが広がっている印象だ。
自宅や景色の良い駐車場に停め一人オーディオに興ずるといった”移動式音響ルーム”という使い方もPHEVであるアウトランダーならできそうだ。
◎あわせて読みたい:
>>「開発者はみな楽器奏者です」改良版アウトランダーPHEVの“ヤマハ製オーディオ”を試聴して驚いた
長年、環境問題に対する最適解と信じコツコツとPHEVシステムを磨き続けてきた三菱。ようやく他社のラインアップが増えてきたが、そこにはやはり一日の長がある。パッと見あまり変わっていないように見える新型だが、デザイン、走り、快適性などの様々な要素のベクトルが綺麗に揃い全体としてとてもバランスされ洗練されていた。
「ハリアーPHEV」と比べ残価率などややディスアドバンテージもあり、ブランド力では高級メーカーと比べやや弱い面もあるが、そこにこだわらず(PHEVとして)“良いものを買いたい”というユーザーにとって、新型アウトランダーはマストでチェックしておいた方が良い出来だ。
すでに受注は4600台(月間販売目標1000台)を超え、補助金を返納してでも新型に乗り換えるオーナーも多いという。いち早くアウトランダーの魅力を発見したオーナーが、新型の魅力を最も理解している証左だろう。
惜しむらくは、PHEV×S-AWCという伝家の宝刀の“次”が三菱から見えてこないこと。今後他社から魅力的なPHEVや電子制御4WDがどんどんとラインアップされていく中、先駆者のアドバンテージだけでは立ち行かなくなってしまう。“深化”も良いが、三菱らしくワクワクする“進化”にも期待したい。
(終わり)
>>フルモデルチェンジ級に新しくなった「アウトランダー」を写真でチェックする
◎あわせて読みたい:
>>ハリアーVSアウトランダー「PHEV決戦」 価格差約10万円…走り、装備、どっちがイケてるかチェックしてみた
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
新車“約327万”! 日産「“6人乗り”セレナ」がスゴイ! リッター約20km走る&全長4.7m級の「ちょうど良いサイズ」採用した「サードシートレスモデル」とは
逮捕された元F1ドライバー、エイドリアン・スーティルが詐欺容疑を否認。弁護士が声明を発表
パンクとは違うタイヤの破裂! 危険極まりない「バースト」が起こる原因と予防策
【ヤマハ アクシスZ 試乗】最軽量か、ゆとりか。「シグナス」と「ジョグ」の間で光る「王道コミューター」の姿…伊丹孝裕
欧州の“S級有望株”がスーパーフォーミュラで走る! F4&FRECA王者のスレイターが鈴鹿テスト参加決定
「関西人がサンマを食べられるのはこのフェリーのおかげ!?」 新造船デビュー「日本海の最長航路」の“強み”とは?
4人乗りは2000万円超え 「極上の移動空間」を提供する超高級ミニバン レクサス「LM」の納車まで時間はどれくらい? 人気はどう? ディーラーに聞いてみた
シート喪失に驚くも落ち着いた週明け「まだ十分に認識していなかったのかも」首脳陣は新人を優先【角田裕毅F1第24戦展望】
【年に一度の車山詣で】今年も『アロンフランセ』に700台近いフランス車が集結!テーマはシトロエンID/DS70周年
「間違いなく正解」新型トヨタ『RAV4』がSNSで話題沸騰! 注目グレードはやはり「GRスポーツ」
ダイハツ「ミラジーノ」を2台乗り継ぐヘビーユーザーが作る純正イメージを大切にしたカスタマイズ
【トライアンフ】日本からでも入札可能!? Speed400のカスタムモデル、「Viper400」がチャリティオークションに出品中!
【やっぱり大人気】長らく買えなかったガソリン仕様「RX350」が受注再開。購入者からは「コスパ最強」の呼び声も
【コメント欄で激論】「500万超えは厳しい」「アルファード買ったほうがいい」…「オデッセイ」一部改良に関する記事が話題
【新車が高い問題】北米でじわりと広がるセダン回帰。日産「セントラ」が示す“手頃さ”というもうひとつの選択肢
【ここが変わった】新型「デリカD:5」まもなく登場! 改良前モデルの“惜しい点”や、お買い得度はどうなった?
ソニー・ホンダモビリティが「アフィーラ1」の量産型を1月のCESで公開。さらに新たなコンセプトモデルも予告へ
【正体が判明】謎のレクサス版スポーツモデルは「LFA コンセプト」だった。BEVでも“走りの魂”を継ぐ次世代フラッグシップがついに姿を現した
【市販化なるか】“ランクル75周年”に向けて浮かび上がるトヨタ「ランドクルーザー Se」のこれからの動向
【速報】トヨタが新型「GR GT」「GR GT3」を世界初公開! 650psのV8ハイブリッド×アルミ骨格の“次世代フラッグシップ”の正体判明
登場から2年、レクサス「LM」の購入層に変化? 法人だけでなく、買えない「アルファード」横目にファミリー層も獲得か
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!