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【トヨタ「GR GT」は“世界と戦える”のか?】V8ハイブリッド×アルミ骨格の怪物スペックに潜む弱点と、成功するための“決定的な条件”とは

GT3マシンの戦績が“GR GTのブランド価値”を左右する現実

そこでポイントとなるのが、冒頭でも紹介したGR GTと同時に発表された市販レーシングバージョンであるGR GT3です。こちらはGT3レギュレーションに則った仕様となるため、おそらくハイブリッドではない純エンジン車でしょうが、その戦績こそがGR GTのブランディングに直結するといえます。

まず、GR GT3がWEC(世界耐久選手権)に参戦し、一定以上の戦績を上げ、GR GTのターゲットとなるであろう超富裕層に実力を示すことが、GR GTがトヨタのフラッグシップとなるために必要といえるでしょう。

もっとも、レクサス LFAが500台限定だったように、GR GTもLFAほど少数ではないにせよ、生産台数が限定される可能性はゼロではありません。こうしたスーパースポーツは走りの実力以前に希少価値で求められる部分もあります。

しかし、メルセデスAMG「GT」のように量産型スーパースポーツを目指しているのであれば、モータースポーツでの実績は不可欠となります。このあたりの戦略については2027年頃とされている発売時期が近づくと明確になるでしょうが、V8ツインターボの開発において今後ますます厳しくなる環境対応を前提としているという点からは、継続的な量産型スーパースポーツを目指していると理解すべきかもしれません。

いずれにしても、稀代のカリスマ経営者である豊田章男会長がプレゼンテーションしたGR GTは、その事実において他にはないブランド価値を手に入れたという見方もできます。世界の超富裕層における“アキオ・トヨダ”の知名度を考えれば、GR GTがビジネス的に成功することはすでに約束されているといえそうです。

(終わり)

(写真:トヨタ、トヨタ ガズー レーシング、メルセデス・ベンツ)

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みんなのコメント

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  • 2025/12/11 11:32

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    確かにまずはレースで活躍して見せないと。
    今のGT3に行くならやはり初めからそれを前提にしたベース車必要なんだろうな。
    同様にV8Frのトランスアクスルでアルミ車体だったコルベットは、もっとリア荷重欲しいとミッドに行った。AMGとかはFrでやれると考えてるみたい。フェラーリやポルシェは元があの位置だから後ろ当然。
    トヨタはミッドでなく手堅いFR選んだけど、どうなるかはお楽しみ。
  • 2025/12/11 12:41

    違反報告

    車両価格5000万超えというのはレーシングバージョンの『GR GT GT3』の方じゃないかな。
    この価格なライバルのGT3カーと同じくらいだしね。
    対してハイブリッドのGR GTは3500万ぐらいだと思うよ。
  • 2025/12/11 10:56

    違反報告

    プリウスより遅いというお笑いプリウスクーペの

    プリリュードなんて出してる3流ほぼ軽自動車メーカー関係者

    とアホ信者の嫌がらせコメントに注意ですね 笑

    ホンダイ信者全員韓国起源説

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