【君子は豹変す】VW新型「ゴルフ“8.5”」試乗。ネガを克服し「やっぱり素晴らしい」と思わせる出来だった
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:小林 俊樹、フォルクスワーゲン グループ ジャパン 19
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:小林 俊樹、フォルクスワーゲン グループ ジャパン 19
使い勝手の変更に比べると見た目の変化は小さく、ダウンタイムのいらないプチ整形レベルだ。
二眼だったヘッドランプユニットは一眼となり、両目の内側にLEDのDRL(デイタイム・ランニング・ライト)が配置され、さらに細いLEDがフロントグリル上部を通って左右のランプユニットを結ぶ。グリル中央のエンブレムも光るようになった。
シックだったゴルフが少し色気づいた、もとい明るく今風になった。
熟成著しい「MQBプラットフォーム」を用いたボディの骨格などは変わらず、伝統であるひらがなの「く」みたいに折れ曲がった太いCピラーも健在だ。
8世代目の走行性能に不満を述べる意見はほとんどなかったが、今回試乗したベーシックな「Active(アクティブ)」グレードはエンジンが従来の1.0L eTSI直3ガソリンターボから、1.5L eTSI直4ガソリンターボ(最高出力116ps/5000-6000rpm、最大トルク220Nm/1500-3000rpm)へと変更された。トランスミッションは変わらず7速デュアルクラッチ。
シリンダー数がひとつ増えたといっても、パワーアップはほとんど体感できない。ただし音と振動、特に振動は確実に減った。
VWの3気筒には他のよくできた3気筒に並ぶ制振性があったが、独特の音とビートは感じられた。4気筒化されても音量自体はさほど変わらないが、音質が澄んだものに変わり、回転フィーリングも明らかに上質なものになった。パワーも刺激的とは言わないが、踏めば必要な速度に達することができる。
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