実用性高い「ワゴンR」はまるでワークマンのアウトドアウェアのようだ
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:編集部 24
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「新時代の国民車」を探す実地調査企画の第18回目。今回の調査対象はニッポン軽自動車界のど真ん中、スズキ ワゴンRである。
>>国民車とは?
結論から申し上げると現在販売中の6代目ワゴンRは、巷で話題の「ワークマン製アウトドアウェア」のような実用車であった。つまり「高機能×低価格×まあまあおしゃれ」ということだ。以下、順を追ってご説明しよう。
スズキ ワゴンRは(今さら言うまでもないと思うが)ハイトワゴンタイプの軽自動車で、現行6代目のデビューは2017年2月。
スズキが誇る軽量高剛性な新型プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」を採用することで、先代以上のボディ剛性を確保しながら約20kgの軽量化に成功。ガソリンエンジンの排気量は当然660cc(正確には658cc)だが、最廉価グレード以外の全車にマイルドハイブリッドシステムが採用されている。
これはリチウムイオン電池と小さなモーターによってエンジンを補助するという仕掛けで、以前のワゴンRでは「S-エネチャージ」と呼ばれていたもの。しかし6代目ではモーター出力が約1.4倍になり、電池の容量も3倍以上に強化されたことで、S-エネチャージから「マイルドハイブリッド」という名称に昇格(?)したのだ。
「デュアルセンサーブレーキサポート」など計6種類の先進安全機能が(最廉価グレード以外には)用意され、主にフロントマスクを中心とするデザインは「普通」と「ちょいゴージャス」「ちょいワイルド」の3パターンを用意。
最廉価グレードのFAと、中間グレードであるハイブリッドFXには普通顔が適用され、上級グレードのハイブリッドFZにはトヨタ ヴェルファイアを思わせる2段重ねのゴージャス顔を適用。そして標準車とは別のラインである「ワゴンRスティングレー」には、キャデラック エスカレード風のワイルド顔が採用されている。
今回の試乗車両は標準車の上級グレードであるハイブリッドFZ、つまり「2段重ねのゴージャス顔」を持つグレードだ。
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