【クルマ好き民】が選ぶ2024年のベスト10は意外な顔ぶれに。1位の“異端児”は「そう来たか!」
掲載 carview! 文:編集部 53
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2024年もいよいよ今日が最後! そんな今年を代表するクルマを決める本家「日本カー・オブ・ザ・イヤー」で「ホンダ フリード」が大賞に選ばれたのはご存知の通りです。等身大のコンパクトミニバンの3代目として高い完成度が評価されたとあって、今回の大賞には多くの一般ユーザーも共感したのではないでしょうか。
そんな中、クルマ好きが集まるSNS「みんカラ」のユーザーにも“今年イチ推し”のクルマを聞いてみました。回答数は1397名。ノミネート車は2023年11月1日~2024年10月31日までに日本で発売されたクルマたちで(全31台)、日本カー・オブ・ザ・イヤーに準じています。
すると、その結果はなかなか意外な結果に! これもまたクルマ好きたちのリアルと言えそうです。というわけで、みんカラユーザーたちはどんなクルマに心を動かされたのか、さっそく10位から見ていきましょう。
マツダのフラッグシップモデルとして、2024年10月に発売され最上級SUVが「CX-80」。「CX-60」にも共通する美しい内外装デザインは欧州車ファンなどからも高い評価を得ていますが、みんカラユーザーの評価もこの点は同様です。
さらにコメントでは、洗練されたフィールをもつ直6ユニットを採用したマツダらしい走りへのこだわりや、隠れた名車的存在でもあった「CX-8」の後継モデルとして、実用的な3列シートをもったSUVというユニークなパッケージも評価されています。先に登場した姉妹モデルの乗り心地問題などから実力に見合う得票を逃してしまった面もありそうですが、進化した乗り心地なども含めて今後の評価挽回にも期待がかかります。
>>CX-80の内外装を公式画像で見る(45枚目~)
>>価格、走り、乗り心地…「CX-60」オーナーが「CX-80」に乗って嫉妬したワケ
軽自動車で唯一のランク入りは、2023年11月に発売された軽スーパーハイトワゴンの人気モデル「スペーシア」シリーズとなりました。SUV版となる「スペーシアギア」は10カ月ほど遅れて2024年9月に発売されています。
定番スーパーハイトワゴンとしての完成度はもちろん、後席オットマン(マルチユースフラップ)をはじめとした豊富なアメニティと、スズキならではの価格バランスを評価するコメントが多数。担当的には、元祖“SUV系スーパーハイトワゴン”として新カテゴリーを切り拓いた初代のデザインを受け継ぐ、2代目スペーシアギアのアイコニックなデザインも、みんカラユーザーの記憶に残った印象がありますが、いかがでしょうか。
>>スペーシアの内外装を公式画像で見る(39枚目~)
>>新型「スペーシアギア」発売。専用装備とジムニー顔でより便利&アクティブに!
>>【クルクル動かせる!】スペーシアの360ビューを見る
今年のノミネートにはなんと、ランドクルーザーファミリーが2台が入りました。その1台は、オリジナルが1984年に発売された「ランドクルーザー70」です。2023年11月に発売された現行モデルは、ラダーフレームや上屋の基本設計が40年前というボディに、最新のディーゼルと現代の基準でも満足できる先進安全装備を搭載。他では得られないレトロ感とコスパの良さから、受注停止となるほど人気が過熱しているのは有名な話です。
コメントでは生きた化石やシーラカンス、変わらぬデザイン、質実剛健、堅牢さや信頼性といったタフネスや変わらぬ価値を評価するものが多数。生産事情もあって月販基準台数は400台と大衆向けSUVよりは少なめですが、ランドクルーザー・ブランドの底力を感じさせるエピソードとして、後世に語り継がれることは間違いなさそうです。
>>ランドクルーザー70の内外装を公式画像で見る(35枚目~)
>>ランクル70ついに発売! 480万円、KINTOなら約4.5万円~。オプションも豊富
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次のページでは7位~5位を紹介!
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