ボルボV40、オシャレでお得な2台の限定車
掲載 更新 carview! 文:川端 由美/写真:篠原 晃一、ボルボ・カー・ジャパン
掲載 更新 carview! 文:川端 由美/写真:篠原 晃一、ボルボ・カー・ジャパン
ボルボ「V40」の販売が好調というのは、何も今に始まったことではない。発売から一週間で1000台の受注を達成し、2013年度は「V40」だけで10294台を販売し、メーカー総合の輸入車販売台数でもボルボを6位に押し上げた。車種別の統計はボルボ以外のトップ10はすべてドイツ車であり、メーカーランキングも日産やトヨタといった海外生産車の輸入も含めてのデータである。年産40万台クラスというボルボの規模を考えると、大健闘である。
発売当初、最廉価の「T4」に269万円という設定があり、実質20万円のセーフティパッケージが無償になるモニター・キャンペーンも奏功した。キャンペーン終了後は全車に標準として+20万円の値上げをしたが、人気があるレザー・パッケージを-10万円の20万円に、ナビパッケージを-5万円の20万円に値下げしたことで、実際の購入価格はそう変わらなかったため、2014年に入っても販売の好調は続いた。のちに追加された2L直5ユニットを積んだ「T5 Rデザイン」やクロカン仕様の「V40 クロスカントリー」も好評で、「V40」全体の売上げを押し上げた。
好調な一方で、ひとつだけちょっと残念だなぁ、と思っていたことがあった。折角、豊富なバリエーションがオプション設定されるが、あれこれ好きなものを選ぶと価格が極端に上がってしまう点だ。ボディカラーのバリエーションは標準のソリッド3色のほか、オプションのメタリックが11色もあり、インテリアも標準のファブリック3色、レザー6色から選べる。が、オプションを追加すると、メタリック・カラーで8万2286~10万2854円、レザーシートで41万1430円の追加になり、「200万円台スタート」という価格の魅力は半減する。しかし、販売台数が増えれば増えるほど、個性的な「V40」が欲しい! という人は増える。
今回、登場した2台の特別仕様車、「V40 クロスカントリー T4 ノルディック」と「V40 T4 スポーツ」は、まさにそんな“個性派”需要に応えるモデルだ。いずれも200台という限定発売なのも、個性を求める人には嬉しい。ボルボにとっても、販売台数が増えたことでバリエーションを増やす土壌が整ったわけだ。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
スーパーカーブーム時代のアイドル「512BBi」は4000万円! フェラーリ・クラシケを取得した新車のようなコンディションの1台でした
災害時だけのために導入はちょっと……だったらこのキャラバン! 日常使いもアレコレ便利な「災害支援車」驚きの中身【東京オートサロン2025】
「南国安芸道路」高知龍馬空港IC~香南のいちIC間、来春開通! 空港東側の歯抜け解消へ。【道路のニュース】
【チューニングカー】ACシュニッツァーによって100馬力アップされた警察仕様のBMW M2クーペがエッセンモーターショーでお披露目!
【アルファードとレクサスLMに挑む!】新型メルセデス・ベンツVクラスがライバルに勝る部分とは
RB/レーシングブルズでF1デビューのハジャルがドライバーナンバーを選択。カートでの思い出のナンバーをF1で使用へ
東京オートサロン2025 日産ブース必見! 未来のアウトドアと防災を体現するカスタムカーを展示へ
約840万円の軽スポーツカー!? ケータハム「セブン170R」実車展示! パワフルな「660ccターボ」×5速MT採用! さらに新型「プロジェクトV」もオートサロン2025出展へ!
ポルシェと東大、教育の未来を探る「LEARN with Porsche」シンポジウム開催へ…2025年2月
GSX750S用クラッチキット「ADVANTAGE FCC純正タイプ」がアドバンテージから発売!
W650/W800用「ADVANTAGE KYBビンテージタイプリアショック(削り出しボデー)」がアドバンテージから発売!
VW新型「パサート」は「世界最高級の実用車」!? 濃密なドライブフィールとフラットライドを兼ね備えたワゴンでした
【気付ける?】バッテリーから見た目、走りまで…三菱「アウトランダー」の改良が“フルモデルチェンジ級”だった
【レガシィ、ステージア世代に乗ってほしい】新型「パサート」試乗 ドライブ好きならSUVよりワゴンでしょ
【新旧エクストレイルをカスタム!】ポタ電10台搭載の災害対応キャラバンなど、日産の「オートサロン2025」出展車両を事前公開
新型「レクサス GX」争奪戦は年始~。公取協の指導で“先着順”のフェアな販売に変わるのは朗報!
【今年はコスパ元年】フロンクスからランクルまで、お手軽予算や最強リセールで覚えておくべき車5選
【ホンダの逆襲】新型「プレリュード」が“ハイブリッド革命”と話題に…エンジンの超進化が向かう世界
【発売秒読み!?】マツダ、2.0Lチューンドエンジン×幌の高性能「ロードスター」市販予定仕様を公開【TAS25】
【ライバルもビックリの強烈さ】スズキ新型「ソリオ」公開! 「フロンクス」のクールなカスタム仕様も【TAS25】
【無敵の布陣完成】トヨタ「アルファード/ヴェルファイア」一部改良。廉価版・PHEV・最上級4人乗り一挙追加…510万円から
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!