【おすすめを教えます】絶滅危惧種マツダ「ロードスター」の選び方 軽量FRスポーツに乗るなら今しかない!
掲載 carview! 文:加藤 英昭 21
掲載 carview! 文:加藤 英昭 21
最近では自動車の電動化・自動運転化が着々と進んでいく中、クルマを運転する楽しみということにスポットが当たりにくくなってきている。しかし、クルマ好きに刺さる「走りに魅力があるクルマ」はまだ多く存在する。
そこで自動車変革期のいまだからこそ乗ってほしいクルマをピックアップし、国産新車の中から、オススメの「FRスポーツカー」を紹介していく。
FRスポーツの中でも真っ先にオススメしたいのは、マツダ「ロードスター」だ。ロードスターはバブル景気まっただ中の1989年に誕生した。といってもクルマはバブルな仕様だったわけではなく、むしろいっさいのムダをそぎ落としたコンパクトFRオープンカーで、同じ年に登場した4WD+テクノロジー満載の日産「スカイラインGT-R(R32)」とはまったくコンセプトが異なるスポーツカーだ。
ちなみに初代モデル(NA型)は販売チャネルのブランドを冠して、「ユーノス ロードスター」と呼ばれていたのを覚えている方もいるだろう。
コンパクトFRオープンカーと書いたが、それ以外にもロードスターには現行モデル(ND型)まで一貫している特徴がある。それはコンパクトにもつながるが、ライトウェイトスポーツカーであること。
ライトウェイト=軽量であり、軽いことは、クルマの3大要素の「走る・曲がる・止まる」のすべてにプラスの効果があり、大排気量で大パワーのエンジンを必要としないパッケージングにもつながっている。また、2シーターというのも、クルマを大きく重くしないための手段となっている。
オープン=開放感を楽しめることもロードスターの魅力のひとつで、風をダイレクトに感じながら走る爽快感は、一度味わうと誰もがクセになってしまうだろう。
ロードスターが目指した走りは「人馬一体」である。ドライバーの操作にクルマが素直に反応する一体感のあるドライビングフィールこそが、このクルマの真骨頂だ。FRならではの自然なハンドリングで、クルマを操る楽しさが存分に味わえる。
現行モデルが登場したのは2015年で、今年で10年が経過する。ロードスターは年を追うごとに改良を重ねており、現代に求められる安全法規に対応したうえで人馬一体の走りの楽しさに磨きを掛けている。
つまり「最新のロードスターが最良のロードスター」であり、熟成を重ねたロードスターこそ「いま乗りたい!」とオススメできるのだ。
(次のページに続く)
|あわせて読みたい|
>>ロードスター35周年記念車がバカ売れで増産決定。欲しい人はダッシュ!
>>【みんな迷う!】ロードスターとハチロク、「本当はどっちを買うべき」?
>>2.0L幌ロードスター「12R」の今わかっていること。走りは安定志向に?
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
絶滅の危機だが乗ればハマる!! 今こそ乗りたい[5ナンバーグルマ]5選!!!
「目新しさナシ」とか言われて43年存続!? 「ヤマハを代表するバイク」SR400は何がスゴかったのか?「え、もう作ってないの?」
「タイプR」以外も高嶺の花!? ホンダ「CR-X」や「シビック クーペ」のスポーティ仕様「Si」が極上のMT車なら1000万円で取引される時代に
「えっ……!?」走行距離わずか1万8000kmの“超希少”フェラーリ「F40ライトウェイト」が日本に! そのコンディションは?
SUVとステーションワゴンのいいとこどりだろ!! [クロスオーバーワゴン]が今ぜったい激推しな件!!!
日産「GT-R」ついに受注終了で反響殺到!「買えなかったけど憧れでした」「次期型はハイブリッドかEVか…」の声も! 日本の誇る「Rの神話」消滅の危機をどう思う!?
ランクル、トライトン、ラングラー etc. 新世代クロカン最新事情
クルマは見た目じゃない!! 走ったらスゴい[隠れ激速カー]6選!!!
ついに中古車価格高騰の波は2000年代のスポーツモデルまで! ちょっと前までは安かったのに……もう簡単に買えなくなってしまったモデル4選
ただのスクラップと思いきや… 廃車置き場の隠れた逸品 40選(後編) ジャンクヤード探訪記
ロードスターとかMAZDA2でさえ「大人な色」だらけ! 昔のマツダは信じられないほど「ド派手でカラフル」だった
レクサス「RX」の走行性能と内装の質感がアップ!「Fスポーツ」はホワイトの内装色が加わってラグジュアリーな室内空間に…車両価格は668万円から
【実現したら奇跡】ダイハツが試作した軽量スポーツ「GRミライース」が自動車界をザワつかせる理由
【あの頃、あいつの加速はイカれていた】初代日産「シーマ」は海外ライバルをも凌駕する爆速サルーンだった
【これ割とお買い得!?】スバルがクロストレック、インプレッサ、レヴォーグの特別仕様4モデルを一挙発売
【あの頃、あいつは峠で神となった】2代目「CR-X」 “ホンダの元気”を象徴したコンパクトホットハッチ
【乗るなら今しかねぇ!】ファイナル・カウントダウン…改良を重ねてきた現行「スープラ」の“生き様”を辿る
【ロードスターどちらを選ぶべき?】1.5Lの幌か2LのRFか…幌好きだけどトルク感も捨て難い、ガチ検討勢のライターが苦悶中
存続か、消滅か? 次期「RAV4」が握る「新型ハリアー」の行方。フルモデルチェンジでどうなる?
【月販3位と爆売れ中】500万円超の「アルファード」がここまで支持されるワケ。死角は存在しないのか?
【あらためて解説】希少なFRスポーツカー日産「フェアレディZ」ってどんなクルマ? MTかATか、おすすめグレードを紹介
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!