ストリームがMC。超欲張りグルマの最先端!
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:小林 俊樹
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:小林 俊樹
まずはこの『RST』の2リッターモデルに乗ったわけだが、ズバリ結構思い切った方向にもってきたと思った。
ボディサイズは、ウィッシュに比べてほんの少し小さく、全長4570mm×全幅1695mm×全高1545mmと、他のモデルと変わらない。しかし、足回りは明らかに固められており、不快さはないが、17インチの専用アルミホイールもあって、走り始めからしてステアリングがシャープな手応えになっているのに気づく。
一方、エンジン&ギアボックスは他の2リッターモデルと同じ150psのSOHC&CVTだが、排気音からしてスポーティだし、ステアリングのパドルシフトでかなりリニアに7速刻みのマニュアルシフトを楽しめる。
シートも少しスポーツに振ったセミバケットタイプで、メーター回りにも専用のレッドイルミネーションを採用、外観にも専用テールスポイラーを備え、ある意味ストリーム“プチタイプR ”という感じだ。
加えてラゲッジは3列目をとっぱらったことにより、床面が少し下がり、床下収納も付いた。だから私はちょっと思ったもの。もしやコイツはデカくなっちゃったスバル・レガシィの後釜を狙っているのでは? と。
要するにそれくらい適度に走って、適度に使えるミニワゴン的ポジションに見事収まっているということだ。
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