新型ディスカバリーで初体験レベルの悪路を走破。快適性や使い勝手も十分
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:ジャガー・ランドローバー・ジャパン
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:ジャガー・ランドローバー・ジャパン
ディスカバリーはまごうかたなき本格オフローダーだが、同時に歴代モデルを通して3列シートの7シーターでもある。新型では2列目と3列目のシートアレンジをスマホの操作によってリモートコントロールできる機能が付いた。これによって、7人乗車でラゲッジ容量258リッターという状態から2人乗車で同2406リッターという状態まで、力仕事なしでアレンジできるようになった。
またリアハッチを開けると、最大300kgまでの荷重に耐えるインナーテールゲートが外向きに倒れるように設定できるので、靴を履き替える際などに便利なベンチとしても使うことができる。7座すべての近くにスマホ充電用のUSBポートが備わるという現代的な一面も加わった。
ちなみに、牽引能力は3500kgと乗用車の最高レベル。なおかつトレーラーの運転で最も難しいバックの時、テレイン・レスポンス用のダイヤルスイッチを引っ張り上げ、それをミニステアリングホイールのように使い、リアビューカメラを見ながら行きたい方向へ回せば、簡単にバックさせられる(アドバンスト・トー・アシスト)。これでだれでも牽引上手! という目玉機能だが、日本仕様は購入時にはトーイング関連の機能がカットされているという。
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