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【ディーラーで聞いた】今春発売の新型インプレッサ、約230万円~で納期は3か月

価格をディーラーで調査

2022年11月のロサンゼルスモーターショーで世界初公開されたスバルの新型「インプレッサ」。国内では「2023年春に発売」とアナウンスされていますが、販売店ではすでに予約受注が開始されており、正式発売は秒読みとなっていることがわかります。

新型インプレッサは、1992年に登場した初代から数えて6代目に当たります。現行型(5代目)では、ハッチバックの「インプレッサスポーツ」とセダンの「インプレッサG4」という2つのボディタイプが用意されていましたが、新型ではセダンが廃止されハッチバックのみとなり、それにともない、モデル名もシンプルな「インプレッサ」へと統一されています。

そんな新型インプレッサはどのようなモデルなのでしょうか?

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正常進化した新型インプレッサ

新型インプレッサのエンジンは、水平対向4気筒2.0Lガソリンのほかに、モーターによるアシストを加えた「e-BOXER」の2つを設定しており、ミッションは「リニアトロニック」と呼ばれるCVTが組み合わされます。また、駆動方式は、2WD(FF)とAWDが用意されます。

>>スバル、新型インプレッサの予約を開始。スペック公開、発売は今春

エクステリアデザインは、よりアクティブでスポーティなイメージが強調されて入るものの、基本的には現行型から大きく変わらず、正常進化と言える仕上がりです。また、ボディカラーには鮮やかなオレンジが特徴の「サンブレイズ・パール」が追加されています。

インテリアには、11.6インチのセンターインフォメーションディスプレイに加え、群馬大学医学部との共同研究による、仙骨を押さえて骨盤を支えるシート構造が新たに採用されています。

プラットフォームは、現行型にも用いられていた「スバル・グローバル・プラットフォーム」が引き続き採用されています。一方、フルインナーフレーム構造の採用や、構造用接着剤の適用拡大、サスペンション取り付け部の剛性向上など、最新の知見や技術が盛り込まれたことで、さらに高いレベルの「動的質感」を獲得したとされています。

新型インプレッサのこれらの特徴は、すでに発売されている「クロストレック(旧:XV)」と多くの部分で共通しています。ただし、新型インプレッサでは、2.0Lの水平対向エンジンも設定されており、この点が「e-BOXER」のみとなっているクロストレックとの大きな違いと言えそうです。

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価格は229万9000円から

新型インプレッサには3つのグレードが設定されます。

ベースグレードにあたる「ST」は、2.0Lの水平対向エンジンが搭載され、「アイサイト」を含む基本的な装備に加えて、LEDヘッドランプや17インチのアルミホイール、パドルシフトなども標準装備となります。ただし、11.6インチのセンターインフォメーションディスプレイがオプションとなる点には注意が必要です。

「e-BOXER」が搭載される中間グレードの「ST-G」では、「スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム)」などが備わった高度な安全運転支援システム「アイサイトセイフティプラス」やリアビューカメラ、そして11.6インチセンターインフォメーションディスプレイなどが標準装備となります。

>>【次世代のアイサイトはどうなる?】スバル最新モデルがヒントになる!

さらに、最上級グレードの「ST-H」では、「ST-G」の装備に加えて、周囲の映像を画面上に表示する「デジタルマルチビューモニター」や、運転席・助手席電動シートなどが標準装備となります。また、このクラスのモデルには珍しく、サンルーフを装着することも可能です。

>>【インプレッサが予約スタート!】ライバルとお買い得度や使い勝手を比較すると?

各グレードの価格は以下のようになる見込みです。

・ST(2WD)・・・229万9000円
・ST(AWD)・・・251万9000円

・ST-G(2WD)・・・278万3000円
・ST-G(AWD)・・・300万3000円

・ST-H(2WD)・・・299万2000円
・ST-H(AWD)・・・321万2000円

現行型からはわずかに値上がりしていますが、いずれも装備のバランスを考慮すると妥当な価格設定となっています。

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インプレッサの大きな特徴として、AWDを選ぶユーザーが多いという点が挙げられます。実際、スバル独自の「シンメトリカルAWD」は評価も高く、雪国に住むユーザーはもちろん、それ以外のユーザーも検討する価値は十分にあると言えます。

ちなみに、インプレッサのライバルとされることの多いトヨタ「カローラスポーツ」や「マツダ3」の価格を見ると、カローラスポーツは220万円~289万円、マツダ3は228万円~384万2280円となっています。

ただ、この3モデルは車格こそ近いものの、パワートレインや装備、さらにはクルマとしての性格が大きく異なるため、価格だけでは比較するのはあまりおすすめできません。

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気になる納期は?

新型インプレッサの納期については、「3か月程度」とされています。つまり、現在予約を入れたユーザーは、6月~7月頃には納車される見込みとなります。また、グレードやオプションによって納期が大きく変化するということはないようです。

ちなみに、クロストレックについても、新型インプレッサと同じく「3か月程度」の納期となっているようです。

ただし、店頭に実車が並ぶのは早くて4月以降になるようです。そのため、実車を見てから決めたいという場合は、納期が8月以降となる可能性が高いことを頭に入れておく必要がありそうです。

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みんなのコメント

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  • 2023/3/27 08:04

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    兄弟車のクロストレックは、前期型は予約開始1ヶ月で1万台受注のところ、新型は4ヶ月で8千台の受注だと聞いたが、事実なら大コケだね。スバルは日本でクロストレック、インプレッサが売れないと困るのでは?まぁ、動的質感の向上で買い替えて貰えるほどユーザーもバカじゃないと言うことか。
  • 2023/3/27 07:44

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    昨今のスバルを見ていて思うが、サンバーを作り続けていた方が良かったのでは?

    北米を意識して普通車の生産ラインを確保する為にスバルは軽自動車を止めたけれども、今は正直ジリ貧だよな。
  • 2023/3/27 14:56

    違反報告

    最低グレードだとステアリングがウレタンなのか。今どき軽でも本革なのに。

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