新型カイエン ターボSとGTSにスウェーデンで試乗
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:ポルシェジャパン
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:ポルシェジャパン
数あるSUVの中でも屈指の運動性能、動力性能を誇るモデルと言えば、やはりポルシェ カイエンだ。そのラインナップに新たに追加されたカイエン ターボS、そしてカイエンGTSは、類い稀なそのアスリートとしての性能に更にフォーカスし、磨きをかけた存在と言うことができる。
今回はこの2台を、もっとも気温が下がる時にはマイナス40℃にもなるというスウェーデンのシェレフティオの一般道、そして雪上/氷上特設コースにて存分に試してきた。いや、正直に言えば最初は、せっかくだからドライ路面のワインディングロードやサーキットで走らせてみたいと思わなかったわけではない。しかし終わってみれば、この条件だからこそ伝わる凄みに、深く納得させられることとなったのだった。
走り出す前に仔細に観察してみると、この2台、内外装は共通のイメージで仕立てられている。エクステリアにはターボデザインのフロントまわり、ボディ同色のホイールアーチモールや専用サイドシルなどが標準に。ターボSが21インチ、GTSが20インチのホイール以外、ほとんど見分けがつかないほどだ。インテリアはターボSがフルレザー、GTSがレザーとアルカンタラのコンビネーションとなる。
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