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MC版トヨタ プリウスはかつての神通力は失せるもグレード次第ではナイスな国民車

新採用のTNGAが効いた、いい車である

これまでの筆者は例の妙ちきりんな顔つきに嫌悪感を抱いていたため、現行プリウスという車に対してどうしてもフラットな心で接することができなかった。

だが今回のマイナーチェンジにより「特に嫌悪感はない」ぐらいの姿形になったことで、ほぼフラットなマインドで接してみれば、やはりいい車ではある。実用車としてオススメできる一台だと感じられた。

ただし「グレード選択は慎重に行う必要がある」とも感じた。

以下、ご説明しよう。

パワーユニットなどのメカニズムに表立った変更はないようだが、1.8L直4エンジンと電気モーターの協調関係は相変わらず絶妙である。

住宅街などの静かな道路を走っている際には、今エンジンがかかっているのか、それともモーターのみで走行しているのかは、もちろん耳でわかる。だがにぎやかな幹線道路や高速道路を走る際は、計器の表示を見ない限りはハッキリいってほとんどわからない。それぐらいシームレスなのだ。

そして先代(3代目)と比べると全体として明らかにパワフルであるため、加速時等のストレスが少なく、また先代と比べて車内は圧倒的に静かでもある。

さらに言えば、現行型から新たに採用された「TNGA」なる新世代の車台がかなり効いている。

舗装の良い場所では「路面に吸い付くかのような」乗り味が堪能でき、カーブでは「安定っぷりと俊敏っぷり」という、相反するはずの要素が見事に両立されている。ホント、いわゆる「いい車」だ。

これをして、多くの著述家は4代目プリウスを「クラウンに勝るほど静か!」「乗り心地も下手な高級車以上!」的に評することも多い。

だが、筆者にはそこまでのものとは思えなかった。

もちろん、先ほど申し上げた「いい車である」との見解をくつがえすつもりはない。だが「さすがに“高級車以上”は大げさじゃないですか?」とは思うのだ。

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