【ハスラーと決別】8年ぶり“ほぼ”全面改良の新型「クロスビー」。徹底的にネガを潰し、小型SUVのど真ん中でライバルと真っ向勝負する
掲載 carview! 文:ハシモトタカシ 24
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スズキは10月2日、新型「クロスビー」を発表した。
クロスビーは2017年12月に登場したコンパクトSUVだ。丸目の可愛らしいデザインとシルエットから“デカハスラー”とも呼ばれているが、スズキはワゴンのパッケージにSUVの楽しさを融合した新ジャンルの「クロスオーバーワゴン」と表現する。
スズキによると、デビュー当初ライバルはほとんどいなかったものの、今では全長4.3m以下の小型SUV市場は約5.4倍にも拡大したそうだ。
4.3m以下のSUVと言えば、トヨタ「ヤリスクロス」や「ライズ」、日産「キックス」、マツダ「CX-3」といった売れ筋モデルが揃う激戦区。ヤリスクロス単体の販売台数は非公開だが「ヤリス」の50%以上を占めるとも言われており、ライズもよく売れている。さらに少しサイズを拡大すればホンダ「ヴェゼル」など入ってくる。
デビューから8年が経過したクロスビーは、月販1000台程度が継続的に売れているとはいえ、ライバルとの台数差は歴然。基本設計に古さは否めず、インドから鳴り物入りで新型「フロンクス」が上陸したことも相まって、日本専売のクロスビーはこのままフェードアウトするという向きも多かった。
そんな中登場した新型クロスビーは、従来の“カワイイ系”というイメージを残しながらも、SUVらしいタフなイメージを強調してきた。同社のラインアップには、都会的なフロンクスと本格クロカン「ジムニーシエラ」「ジムニーノマド」が存在し、その間を埋める強固な布陣が完成したことになる。
「初代はきちんと現代に通用する価値を持っていた。ただ、競合メーカーも良い商品を出して、時代とともにニーズが変化しそっちの方が実際に大きな市場になっている(クロスビーのチーフエンジニア・飯田茂氏)」
なお、新型クロスビーは、パワートレインや足回り、(ドアは共通ながら)デザインに一通り手が入っているものの基本骨格は同じなため、あくまでも“フルモデルチェンジ相当”の改良だそうだ。
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