アウディ レースエクスペリエンスに参加。本格的スポーツドライビングを満喫
掲載 更新 carview! 文:山田 弘樹/写真:小林 俊樹
掲載 更新 carview! 文:山田 弘樹/写真:小林 俊樹
当日はまず朝一番の車検からスタート。富士スピードウェイA棟の大きなパドックを貸し切り、大勢のスタッフが僕たちの到着を待っていてくれた。ここではオフィシャルが車輌の安全状態をチェックして、必要とあらばタイヤの内圧セッティングまでしてくれる。雨ということもあったがゼッケンまでピシーッと貼ってくれるのは、さすが高級車ブランドのおもてなし! 荷物置き場や着替え室などのアテンドも完璧で、正直こういった細かな部分の配慮が行き届いていると、オーナーとしては「アウディ買って良かったなぁ…」と思うだろうと感じた。
午前中はタイムトライアルの方法について講師陣が解説をして本番前の練習走行へ。グループ分けを行い、先導車輌付きでコースを3回走った。面白かったのは今回のコースが、ストレートを使用しないということだった。富士スピードウェイといえば国内最長の1.5kmに及ぶ直線を持つサーキットで、最高速計測はアマチュアドライバーの間でも常に話題となっている。だが今回はスタート位置がピットレーン手前で、ゴールも最終コーナーを立ち上がってピットレーン手前なのだ。
これは参加者のクルマ、特にブレーキに対して負担を掛けないための配慮だ。また当日は雨量も多かったため、2コーナー手前にできる川の手前にパイロンでシケインを作ってあったりと、ユーザーの安全をかなり本格的に考えていたのが好印象だった。そして昼食を挟んだ午後からは、本番のタイムアタック。1回の練習走行を終えたあと2回のアタックを行い、良かった方のタイムでトライアルが争われることとなった。
この日ボクが相棒に選んだのは、アウディの最新モデルであるRS5。2ドアクーペであるA5をベースに、450psを発揮する2.9L V6ツインターボを搭載した、一族最強のRSモデルだ。これなら優勝間違いナシじゃん! 内心思いきりほくそ笑んでいた。しかしそううまくはいかないのが、このトライアルのよく考えられた部分。
前述の通りコースはストレートを使用しないから、パワー差が活きるのはヘアピン直後からダンロップコーナーまで。逆に曲がりくねった第3セクターでは小柄なマシンにアドバンテージがある。その総合力を推し量るとマシン差はほとんど現れず、最後はやっぱりドライバーの実力が物を言うのである。またクラス分けもしっかりなされているので、どんなアウディで参加しても楽しくアタックできるのだ。ちなみにボクは「RSクラス」でのエントリーとなった。
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