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合言葉は「壊してくれてありがとう」。レースで鍛えられた新型GRヤリスの過激すぎる進化の中身

勝利のための進化に終わりはない

GR謹製の4WDシステム「GR-FOUR」の駆動配分にもメスが入れられている。前:後の駆動配分は以下の通り。

<現行型>
NORMAL|60:40
SPORT|30:70
TRACK|50:50

<進化型>
NORMAL|60:40
GRAVEL|53:47
TRACK|60:40~30:70(走行状態に応じて可変)

細かなチューニングは前出の大嶋選手の手によるもので、「GRAVEL」はまさに“大島モード”と呼べるこだわりの仕上がりとなっている。

「サーキットで運転が上手い人が攻めるなら駆動配分が固定される『GRAVEL』が一番しっくりくると思うので、ぜひ試してほしい。(駆動配分を可変する)『TRACK』は、限界領域を使える人だと違和感を感じてしまう状況もあるかもしれないが、その手前の領域で走る分にはより、よく曲がるし曲げるためにクルマがアシストしてくれるので、その辺りも体感してもらいたい」(大嶋和也選手)

そのほか、ショックアブソーバー締結ボルトを1本から3本へと変更することでアライメント変化を抑制したり、ボディのスポット増しと構造用接着剤の塗布面積拡大によりボディ剛性を強化するなど、細かな改良は多岐にわたる。

初の大幅改良となった今回の進化型GRヤリス。インパネまで新規で起こすなど、一般の感覚からすれば過激かつマニアックな“変化”に思えてしまうが、GRヤリスはあくまでもレースで勝つための「マシン」であり、「普通の市販車」とはその出自も開発方法も異なる。きっとファンは、そのマニアックな“進化”に痺れるはずだ。

そして進化型GRヤリスは、TGRの掲げる「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」を旗印に、また新たにレースフィールドへと投入され、壊され、さらに進化を続けていくだろう。ここが新たなスタートであり、ゴールではないのだから。

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  • 2024/1/12 10:20

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    乗りこなせる人はほとんどおらんと思うが
    こんな市販車があってもいいと思う
  • 2024/1/12 11:10

    違反報告

    GRMNヤリスに当選してサーキットで走ってるけど、周囲でも「壊れた」って話は滅茶苦茶よく聞く。
    幸いMNはまだ壊れていないけど、モテギを20分位周回したら、AWDシステム高温の注意表示が出て出力制御が入ってクーリングせざるを得なくなった。
    コンパクトな代償に機械的に無理のある仕組みなのである程度仕方ないのはわかるが、素人の全開レベルで1走行枠持たないのはちょっとなと思う。
    このマイチェンモデルでは馬力アップとかも羨ましいが、とにかくクーリング系を強化してきたのは「ちゃんとわかってるな」感があって素晴らしい。
    スポーツカーはこうやって改善を続ける事が大事だよね。
  • 2024/1/12 11:03

    違反報告

    マジで面白そう!あのオプションの縦引きパーキングブレーキが強烈!
    ラリーしないからわからなかったけど縦に引きたいんだ!
    めちゃくちゃ操作しにくそうだけどめちゃくちゃ面白そうだ!

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