合言葉は「壊してくれてありがとう」。レースで鍛えられた新型GRヤリスの過激すぎる進化の中身
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:トヨタ自動車 18
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GR謹製の4WDシステム「GR-FOUR」の駆動配分にもメスが入れられている。前:後の駆動配分は以下の通り。
<現行型>
NORMAL|60:40
SPORT|30:70
TRACK|50:50
<進化型>
NORMAL|60:40
GRAVEL|53:47
TRACK|60:40~30:70(走行状態に応じて可変)
細かなチューニングは前出の大嶋選手の手によるもので、「GRAVEL」はまさに“大島モード”と呼べるこだわりの仕上がりとなっている。
「サーキットで運転が上手い人が攻めるなら駆動配分が固定される『GRAVEL』が一番しっくりくると思うので、ぜひ試してほしい。(駆動配分を可変する)『TRACK』は、限界領域を使える人だと違和感を感じてしまう状況もあるかもしれないが、その手前の領域で走る分にはより、よく曲がるし曲げるためにクルマがアシストしてくれるので、その辺りも体感してもらいたい」(大嶋和也選手)
そのほか、ショックアブソーバー締結ボルトを1本から3本へと変更することでアライメント変化を抑制したり、ボディのスポット増しと構造用接着剤の塗布面積拡大によりボディ剛性を強化するなど、細かな改良は多岐にわたる。
初の大幅改良となった今回の進化型GRヤリス。インパネまで新規で起こすなど、一般の感覚からすれば過激かつマニアックな“変化”に思えてしまうが、GRヤリスはあくまでもレースで勝つための「マシン」であり、「普通の市販車」とはその出自も開発方法も異なる。きっとファンは、そのマニアックな“進化”に痺れるはずだ。
そして進化型GRヤリスは、TGRの掲げる「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」を旗印に、また新たにレースフィールドへと投入され、壊され、さらに進化を続けていくだろう。ここが新たなスタートであり、ゴールではないのだから。
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