合言葉は「壊してくれてありがとう」。レースで鍛えられた新型GRヤリスの過激すぎる進化の中身
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:トヨタ自動車 18
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「2021年、勝田範彦選手が全日本ラリーの初戦にGRヤリスで出場した際、ラリーのフィールドでエンジンがブローしてしまった。ここから私たちの燃焼技術や部品の開発が再スタートした」(齋藤CE)
エンジンは、「GRカローラ」で採用された技術を投入し、最高出力304PS/最大トルク400Nmへと向上させている。動弁系を強化し、軽量ピストンを投入。オイルクーラーを多段化し、クーリングファンを高出力化することで熱対策にも力を入れた。
コンパクトなエンジンルームに高出力エンジンを搭載するため、課題となるのがやはり熱。フロントバンパーサイドにエアアウトレットを設け、サブラジエターやインタークーラースプレーなどで構成される「クーリングパッケージ」をオプションで用意するなど、熱との格闘の跡が見て取れる。
「より多くの方に走る楽しさを提供し、モータースポーツの裾野を広げたい」というモリゾウ選手(豊田章男会長)の想いから、8速AT「GR-DAT」を設定したのもポイントだ。
AT制御ソフトをスポーツ走行用に最適化し、ブレーキの踏み方・抜き方、アクセル操作などまで細かく感知することで「ドライバーの意思を汲み取るギア選択」を実現。変速クラッチに高耐熱摩擦材を採用し、世界トップレベルの変速スピードを有するという。
「レースでMTと同等に戦えるAT」というのがウリで、モリゾウ選手が初めて乗った際に「ゲームチェンジャー」と賛辞を送ったという。
そのほか、ローンチスタート機能を搭載し、多段化とクロスレシオ化によりパワーバンドを活かした走りを実現。「RZ “High perfomance”」には駆動力コントロール向上のためにトルセンLSDも装備するほか、サーキットの連続周回にも耐えられるようATFクーラーも追加される。
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