新型ホンダ「プレリュード」が目標の8倍受注でスタート！ 走りは満点、でもココが惜しい「電動シート」と「スケベレバー」

ホンダ プレリュード

600万円級なら電動シートと全方位モニターは欲しい

スポーツモデルと一口に言っても速さだけがすべてではありません。もちろんそういうスポーツモデルも大いにアリで、速さや刺激が欲しいならホンダにはシビック タイプRがあるからそちらを選べばいいわけです（品薄過ぎて買えないという問題はさておき）。

そう考えると、シビック タイプRとはまったくベクトルの違うスペシャリティスポーツのプレリュードも悪くないと思うのですよね。

ただ、走りに関しては大いに支持するプレリュードですが、商品性に関しては気になる部分もあります。ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ物足りないんですよね。装備内容が。

たとえば電動調整式シート。プレリュードのシート調整は完全手動式なのですが、600万円オーバーかつ雰囲気を楽しむクルマだと考えると電動調整式のシートは欲しくないですかね？

その方向でいうと、もう一つ欲しいのが全方位モニター。「360度カメラ」とも呼ばれる機能で、前後左右のカメラを通じてナビ画面で車両周囲の様子が確認できる機能です。これがあると車庫入れなど狭い場所での取り回しが本当に楽になるし、死角の確認もできるから安全性が高まる役立ちアイテム。

プレリュードはリヤカメラこそ標準装備ですが、全方位モニターはオプションでも設定がありません。

オーナーをがっかりさせないために、オプションでもいいから用意するべきではないでしょうか。600万円オーバーのクルマとしての商品力を高めるために。