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ウエットグリップもハンドリングも快適性も環境性能もデザインも。新作「プライマシー5」はミシュランらしさが最も詰まった“全部乗せタイヤ”だった

ウエットグリップもハンドリングも快適性も環境性能もデザインも。新作「プライマシー5」はミシュランらしさが最も詰まった“全部乗せタイヤ”だった

撮影:ハシモトタカシ

コンフォートタイヤの常識が通用しない

ここまで散々ウエット性能について述べてきたが、冒頭に記載の通り、プライマシー5は“プレミアムコンフォートタイヤ”。

肝心の快適性はどうなのかといえば、ここは誤解がないように言っておくと、世間一般のユーザーがイメージするコンフォートタイヤとはやや方向性が異なるのを頭に入れておいた方がいい。

ライバルがフワッと段差をいなす柔らかい乗り心地を追求しているのに対し、プライマシー5はしなやかに衝撃を受け止め、ショックの角は丸めながらコシはしっかりと残してある。知らないで乗ると、人によってはあまり乗り心地が良くないと感じるかもしれない。

また、日本人が特に気にする静粛性に関しては、「サイレントリブ ジェン-3」を新たに採用するものの、ライバルと比べ車内が圧倒的に静かかといえばそうでもないと感じた。車外での騒音レベルはかなり低いのだが…。

しかし、テストコースの外周路を背の高いミニバンの日産「セレナ」で走っても、コシのあるしなやかさのおかげでハンドルがフラフラすることもなく、スラロームやレーンチェンジテストではドライバーの意図通りの正確なハンドリングを披露してくれる。

ウエット路面でも感じた、舵を入れた瞬間からクルマがしっかり反応する特性がここでも生きており、ハンドルの余計な切り足しや切り戻しがなく、リアがしっかり追従してくれるのでいざという時の安心感が段違い。長距離を乗れば、疲労感の低減にもつながるであろう。

なお、エンジニアに聞くと、このリアの追従性はトレッド面をより均一な接地圧分布にする「マックスタッチコンストラクション」が効いているとのことだ。路面をトレッド全体で捉え横力(曲がる力)をしっかりと発生させながら、偏摩耗の抑制にも繋がり結果的に“減りづらいタイヤ”に仕上がっているという。

(次ページに続く)

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