続々登場するトヨタのビッグネーム。次はBEV化されたセリカが復活!?
掲載 carview! 文:ピーコックブルー/写真:トヨタ自動車 61
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往年の名車として現在でも多くのファンを持つトヨタ「セリカ」に復活のウワサが流れています。
1970年に登場した初代セリカは、フォード「マスタング」のような堂々としたボディとスポーティなデザインを武器に大きなヒットを記録し、日本における「スペシャリティカー」の元祖となりました。
また、モータースポーツでも大きな活躍を収めており、特に世界ラリー選手権(WRC)では多くのファンを魅了しました。
しかし、2000年代以降はより実用的なモデルが求められるようになったことや、世界的な景気後退の影響などから、セリカは2006年をもって生産終了となってしまいました。
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一方、2012年には「86」、2018年には「スープラ」の名が復活し、現在でも「GR86」と「GRスープラ」として販売されています。セリカも両車に負けるとも劣らない「ビッグネーム」であるだけに、次に復活を果たすのはセリカであるとファンが期待するのも不思議ではありません。
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実際、セリカの復活は、まったく根拠のない話というわけでもないようです。2021年には、トヨタが米国特許庁に「セリカ」の商標登録申請を行なっていたことが明らかとなっています。
さらに、2023年3月に開催された新城ラリーの会場で行われたトークショーでは、トヨタの豊田章男社長(当時:現会長)と佐藤恒治執行役員(当時:現社長)がセリカの復活を示唆した発言を行い話題となりました。
単なるリップサービスと言ってしまえばそれまでですが、トヨタの新旧リーダーふたりの言葉であるだけに、その信憑性は決して低くはなさそうです。
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では、もし仮にセリカが復活するとすれば、どのようなモデルになるのでしょうか?
そもそも、セリカのようなスペシャリティカー(スポーツカー)自体の市場は、今も昔も決して多くはありません。単に販売台数を稼ぐのであれば、安価なコンパクトカーやトレンドとなっているSUVなどを大量生産するほうが理にかなっています。
一方、スペシャリティカー(スポーツカー)には、ブランドのイメージアップに貢献するという大きな役割があります。
たとえば、ポルシェの販売台数の大半を占めるのは「カイエン」や「マカン」といったSUVですが、「911」のような生粋のスポーツカーがラインナップの中核にあることで、カイエンやマカンにもスポーティかつ若々しいイメージが与えられています。
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ただ、トヨタにはGR86やGRスープラに加え、「GRヤリス」や「GRカローラ」といったハイパフォーマンスカーがすでに複数存在しています。このラインナップのなかにセリカが加わるといずれかのモデルとの競合は避けられず、復活させることのメリットが考えにくいのも事実です。
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しかし、「電動化」という文脈で考えれば希望が見えてきます。電動化が進みつつある昨今では、欧米の自動車メーカーを中心に、ハイパフォーマンスなBEVやPHEVも多く登場するようになりました。
そのような状況にあって、トヨタの電動化戦略はどちらかと言えば堅実なものであり、イメージリーダーとなるようなBEVやPHEVのスポーツモデルはまだラインナップされていません。
今後、そうしたモデルが登場するのであれば、それに対して「セリカ」の名称が与えられると考えても不思議ではありません。
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トヨタは2021年12月に開いたバッテリーEV戦略に関する説明会において「SPORT EV」というGRバッジの付けられたコンセプトモデルを公開しており、現時点ではこれが「GRセリカ」の最も有力な候補になると見られています。
SPORT EVは、比較的コンパクトなボディに高いパフォーマンスを感じさせるエッジのきいたデザインが特徴であり、かつてのセリカのイメージと合致します。一方、ミッドシップスーパーカーのようなルックスのSPORT EVは、どちらかといえば「MR2」や「MR-S」の後継車のようであるという指摘もあります。
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いずれにせよ、現時点ではセリカの復活やSPORT EVの詳細について、トヨタから正式なアナウンスはありません。
それでも、さまざまなスポーツカーを復活させてきたトヨタの新旧トップの「匂わせ」に、多くのユーザーが期待を抱いているようです。
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