細かく言えばいろいろあるが、一度乗ると世界観に惚れてしまうテスラの最新「モデル3」

モデル3ロングレンジAWD

細かく言えばいろいろあるけれど突出した「世界観」が最大の魅力

自宅や近くに充電設備や施設がない、販売店（サービス網）がない、値段が高い、電気自動車はよくわからない…など、まだまだネガな論調で語られることも多いBEVですが、実際に乗ってみるとそれらを一瞬で吹き飛ばす魅力もたくさんあります。

一方で、車は単純な移動手段、人や荷物を移動させる道具、日常の足と考えている人にはまったく不向きです。

また、約561万円（RWD）～652万円（ロングレンジAWD）というプライスをどう考えられるか。

モデル3であれば現在、国からの補助金65万円に加えて各自治体からの補助金も受けられます（例えば昨年の東京都の実績ベースで45万円）。

つまり、国からの65万円だけでも496万円～587万円、さらに都内在住であれば451万円～541万円で手に入れられる計算です。

そしてこれは「絶対にセダン系が欲しい人」に向けた話になりますが、例えば他の輸入車であればメルセデス・ベンツのCLA180（573万円）、やや車格は落ちるもののアウディ A3セダンの最上位グレード（528万円）、国産であれば価格やサイズ感も同クラスのレクサスIS（481万円～）あたりも視野に入ってきます。

もしかしたら、これらの予算をクリアできるセダン好きであれば、前述のような輸入車御三家やレクサスのほうが、所有満足度的にもカマせる度的にもバリューは高いのかもしれません。

いずれにしても私などからすると、補助金の恩恵をフルで受けたとしても腰の引ける値段感なわけですが。

【メルセデス・ベンツ CLA180】
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【アウディ A3セダン】
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【レクサスIS】
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最終的には皆さんの好みや予算次第ということになりますが、少しでもBEVに興味があって、新しい物好きで、そのうえガジェットやクルマ好きであれば、間違いなく幸せにしてくれる一台でしょう。

言い方を変えると、見た目のデザインなど含め他のクルマとの比較ではなく、「世界観に惚れたら買い」のモデルとも言えそうです。

＜おわり＞

【テスラ モデル3】
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