スランプ気味「N-BOX」と最近好調「スペーシア」。王座防衛戦でキングに“足りない魅力”とは?
掲載 carview! 文:モンキープロダクション 62
掲載 carview! 文:モンキープロダクション 62
そんな3代目N-BOXの弱点として、内外装の“質感が低下した”という指摘が目立ちます。オシャレ家電製品のようなシンプルさを表現したという3代目のエクステリアでは、2代目で多用されていたメッキ加飾を意図的に減らしています。
ただ、シンプルすぎるがゆえに「地味で物足りない」、「先代モデルよりも安っぽくなった」といった声のほか、カスタムモデルについては標準ボディとの差別化が不十分で、存在感に欠けるとの意見が少なくありません。
>>N-BOXとスペーシアの各モデルをフォトギャラリーで見る
インテリアでは、フル液晶のインホイール(=ステアリングホイールの内側から見えるタイプ)メーターを採用し、ダッシュボードの高さを70mm下げてフラット化することで前方の視認性が向上。姿勢や視線の乱れを少なくするなど、乗り物酔いを防ぐ工夫も施されています。グレードによって、コルクや大理石の質感を表現したインパネトレーを採用するなど、質感にもこだわっています。
しかし、2代目モデルの上下に厚みのある立体的な造形と比べると、表面的で控えめな印象となり、ここでも物足りなさを感じるユーザーもいるようです。
実用面では、従来比2倍以上の容量を誇る大型グローブボックスや、後席の大型サイドポケットを採用する一方で、フロントのドアポケットが少なくなるなど、収納そのものの数は減りました。また、助手席前のトレイは小さく、ティッシュボックスが置けない点も気になります。気軽に物が置ける大型のオープントレイを採用した2代目モデルや現行スペーシアとは対照的です。
その他にも、足元を広く見せる効果がある一方で好みが分かれる2本スポークステアリングの採用や、初代から2代目まで採用されていたプラズマクラスターの廃止、ターボモデルではスピーカー数が8個から6個に減らされたことなども、ユーザーは「コストダウンされた」という印象を受けてしまうかもしれません。
(次のページ|売れなくなった理由はライバルの進化?)
|あわせて読みたい|
>>「アウトドア派」軽ワゴン4台の大混戦が始まった! 後悔しない選び方は?
>>ガチアウトドア~カフェ系まで。人気の“SUV風”軽ワゴン4台の違い
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
「小田急-JR直通」まだまだ伸びしろアリ!? 高速バスに苦戦する「特急」60年目の現状 ルーツは戦時中に
フェルスタッペン、ポールから5度目のタイトルを狙う「失うものはない。優勝して、あとは運と魔法を願うだけ」
ディーゼル車でガス欠すると給油しても再始動できないってなんで? ガソリン車とは違うディーゼルエンジンの仕組み
ブラックルーフを纏ったシトロエンC4ハイブリッドが日本デビュー
優雅に陽気も持ち合わせた二刀流!? キャデラック リリックにアメリカンEVの真髄を見た件
ダイハツの「“旧車顔”軽バン」に注目! 丸目2灯デザイン×快速ターボ搭載! 俊足「ハイゼットカーゴ」の快適「“車中泊”仕様」ゴードンミラーモータースの軽キャンパー「GMLVAN S-01」がスゴい
ボケもツッコミもナシ!BYDのPHEV「BYD シーライオン 6(FWD)」が日本上陸
「ホンダジェット」の珍“定員ルール”「トイレも客席扱いです」 なぜ? 新型機も同じ運用が取られるのか 機体サイズもUP
航空自衛隊・入間基地の中を走る! 「彩の森クロスカントリー」エントリー開始 3月15日開催
国内導入前から注目高まる!? ドゥカティ新型「モンスター」に高評価 発売予定は2026年4月
県内フル横断の「国道8号」が“オール4車線化”へ! 「22年越し」の“悲願の拡幅”で「加賀温泉」まで快適に! 「加賀拡幅」最終区間が開通 石川県内「バイパスフル整備」目前
【新車試乗】ホンダ(HONDA)CRF250ラリーは「遊び倒したくなるツーリングマシン」
【知らなきゃ損】実は“革シート=動物が可哀想”じゃなかった。専門家が語るレザーの真実と、捨てられる牛皮“45%”の衝撃的現実
「クロスビー」が“実質フルモデルチェンジ”で昨対比269.8%と大復活。コンパクトSUVの王者「ライズ」を脅かす存在に!?
「N-ONE」一部改良。販売店には6MTの「RS」と「特別仕様車」に問い合わせ集中…「やっぱりMT車は運転が楽しい」の声も
【やっぱり大人気】長らく買えなかったガソリン仕様「RX350」が受注再開。購入者からは「コスパ最強」の呼び声も
【コメント欄で激論】「500万超えは厳しい」「アルファード買ったほうがいい」…「オデッセイ」一部改良に関する記事が話題
【新車が高い問題】北米でじわりと広がるセダン回帰。日産「セントラ」が示す“手頃さ”というもうひとつの選択肢
【ここが変わった】新型「デリカD:5」まもなく登場! 改良前モデルの“惜しい点”や、お買い得度はどうなった?
ソニー・ホンダモビリティが「アフィーラ1」の量産型を1月のCESで公開。さらに新たなコンセプトモデルも予告へ
【正体が判明】謎のレクサス版スポーツモデルは「LFA コンセプト」だった。BEVでも“走りの魂”を継ぐ次世代フラッグシップがついに姿を現した
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!